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天地人ダービー(てんちじんダービー)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するモンテディオ山形(山形県)とアルビレックス新潟(新潟県新潟市)が対戦する試合のこと〔モンテディオ山形vsアルビレックス新潟は「天地人ダービー」 (モンテディオ山形 2009年4月23日)〕〔アルビレックス新潟vsモンテディオ山形 「天地人ダービー」開催のお知らせ (アルビレックス新潟 2009年4月23日)〕。名称は、両クラブの本拠地が主な舞台であった2009年に日本放送協会(NHK)で放送された大河ドラマ『天地人』に由来する。 ここでは、命名以前の両チームの対戦も含めて記載する。 == 概要 == モンテディオ山形が本拠地とする山形県と、アルビレックス新潟が本拠地とする新潟県とは、朝日連峰を介して県境を接しており、また新潟にとっては、Jリーグ全クラブ中で最も近い位置に所在するクラブが山形である。このような両チームであるが、1998年(平成10年)から2003年(平成15年)までジャパンフットボールリーグ (JFL) やJ2で22試合も対戦してきたが2004年(平成16年)からは新潟がJ1、山形がJ2とリーグが分かれ、5シーズン対戦が行われなかった。 2009年(平成21年)に山形はJ1へ昇格したが、山形にとってドル箱カードであったベガルタ仙台との「みちのくダービー」が同年に仙台がJ2へ残留したため開催されなくなった。また、山形はJ1昇格に際して戦力を強化したため、J2時代より運営費が増加した。これらなどから、入場料収入増のために観客をスタジアムに呼び込む新たな策が必要になった。 ちょうどこの年、山形県と新潟県の両県が主要舞台となる大河ドラマ『天地人』が1年を通じて放送され、また、新潟県全域および山形県庄内地方で「新潟デスティネーションキャンペーン」が同年10月1日から12月31日に開催されるなど、例年になく両県の間の交流が深まる状況が生まれていた。これを商機と見た山形は、新潟に共同でのイベント展開を打診。新潟としても2005年(平成17年)度をピークに観客数が減少し〔年度別入場者数推移(1999~2009) Jリーグ ディビジョン2 (日本プロサッカーリーグ)〕〔年度別入場者数推移(1993~2009) Jリーグ ディビジョン1 (日本プロサッカーリーグ)〕、2007年度には年2億円の赤字〔2007年度(平成19年度)Jクラブ個別情報開示資料 (日本プロサッカーリーグ)〕 を出していたため提案に乗り、同年より大河ドラマの題名『天地人』を冠した「天地人ダービー」が開始された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天地人ダービー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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