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天探女(あめのさぐめ)は、天稚彦に仕えるような描写で日本神話に登場する女神。天佐具売にも作る(『古事記』)。天邪鬼(あまのじゃく)の原像とされる。 == 神話 == 『古事記』の葦原中国平定の記述の中で天照大神が高御産巣日神と語らい、天菩比神(あめのほひのかみ)を派遣したが役目を果たさなかったので次いで天若日子(天稚彦)を派遣した。しかし天若日子は8年の間復命しなかったため、思金神は鳴女(なきめ)という雉を送り、天若日子の真意を糺す事を天照大御神に進言した。雉は天若日子の家の門の楓に止まり、「おまえは葦原中国に派遣され、荒ぶる神々を帰服しろと命ぜられたが、なぜ、いまだに復命しない。」と天照大御神の言葉を伝えた。天探女はこれを聞いて、天若日子に「この鳥の鳴き声は不吉だ」と伝えた。そこで天若日子は弓矢で鳴女を射殺したが、その矢は鳴女の胸を貫き天照大御神と高木神(高御産巣日神の別名)のもとに届いた。これを拾った高木神は、「悪神が射た矢なら天若日子には当たらぬが、天若日子に悪い心があるなら当たる」と言挙げし、矢を投げ返すと、その矢は天若日子命の胸を貫いた(これを「還矢(かえしや)」と呼ぶ)〔梅猛『古事記』の「天菩比と天若日子」の項より概略で抜粋。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天探女」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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