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天江 富弥(あまえ とみや、1899年(明治32年) - 1984年(昭和59年)は、日本の児童文化研究家、郷土史家。 == 経歴 == 本名は「天江富蔵」。宮城県出身。明治大学商科卒業後の1921年、仙台で“おてんとさん社”を結成して、日本初の児童文学専門誌「おてんとさん」を創刊するなど、児童文化活動の指導者として活躍。野口雨情や山村暮鳥、竹久夢二、草野心平、宮沢賢治、土井晩翠、永六輔、三大閨秀歌人といわれた柳原白蓮・九条武子・原阿佐緒などと幅広い交流関係をもつ。 1924年には同じく仙台市の文化横丁に郷玩店「小芥子洞」を開業し、1928年にこけしを体系的に扱った日本初の文献「こけし這子の話」を上梓して、東北限定の玩具・こけしを、全国的に著名な民芸品に押し上げた。 1950年に仙台花柳界の中心地・本櫓丁に開いた郷土酒亭「炉ばた」は、「炉端焼き」の発祥の店とされる。同店のマッチラベルは、有名になる前の棟方志功が描いた。仙台の文化人・趣味人でもある富弥と、囲炉裏を囲んで会話を楽しむサロン的な店だったとされる。開店祝いに知人が大きな木べらをプレゼントしたが、骨董品が多く飾られた店内でこの木べらだけは飾られることなく、客に酒や料理を差し出す柄付きの盆のように使用された。これが後に全国に広まる炉端焼きの特徴の1つになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天江富弥」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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