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(n) sumo wrestling performed in imperial presence =========================== ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky ・ 天覧 : [てんらん] (n) imperial inspection ・ 天覧相撲 : [てんらんずもう] (n) sumo wrestling performed in imperial presence ・ 相 : [そう] 【名詞】 1. aspect 2. phase 3. countenance ・ 相撲 : [すもう] 【名詞】 1. sumo wrestling
天覧相撲(てんらんずもう)とは、大相撲を天皇が観戦することである。古くは女性が相撲を見ることを禁じられていた影響か、皇后は同席しなかったが、現在では天皇と皇后の2人で観戦するようになっている。 == 概要 == 現在の天覧相撲の際には、国技館正面玄関で横綱以下役力士全員または、日本相撲協会理事など役員になっている親方が出迎え、理事長が天皇と皇后を貴賓席(両国国技館2階正面の最前列部分)まで案内する。理事長は、天皇・皇后の退席まで貴賓席に詰め、後ろの席で御説明役を務める。 幕内の土俵入りの前に、「両陛下ご入場」が場内放送される。土俵入りは、普段の丸く並ぶ略式のものではなく「御前掛(ごぜんがかり)」と呼ばれる本式で行なわれる。行司の先導で出てきた一行は、土俵の手前で花道に整列し、天皇の席に一礼。土俵に上がり、俵にそった円形ではなく、四列・五段に並ぶ。柏手を打った後に、右2回左1回の四股を踏んで一同蹲踞。呼び上げは普段は各力士が土俵に上がる時に行なわれるが、御前掛では全員が蹲踞してから、まず行司、次いで下位力士から順に呼び上げられる。また内容も普段とは異なり、出身都道府県および国、所属部屋、三役の場合は地位、四股名の順。(普段は三役の地位、四股名、出身都道府県および国、部屋の順)。呼び上げられた力士は順次立ち上がり、正面に向け一礼して、土俵を出る。なお横綱土俵入りは普段から本式のため変更点はない。 結びの一番では立行司が「この相撲一番にて本日の打止」と言うが、天覧相撲では打止とは言わず結びと言う。最後の取組が終了し、弓取式が終わると、天皇・皇后は退席する。 日曜日に行なわれることが慣例となっており、1月場所の中日が最も多い。ただし平成18年(2006年)1月場所と平成19年(2007年)1月場所はともに13日目、平成22年(2010年)1月場所、平成23年(2011年)1月場所、平成28年(2016年)1月場所は初日が天覧相撲となった。大相撲界の不祥事が相次いだ平成20年(2008年)から2年間招待を自粛していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天覧相撲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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