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天道溯原(てんどうそげん)はアメリカ人宣教師ウィリアム・A・マーティン(中国名:丁幃良)が中国語で著したキリスト教の書物である。 1850年にマーティンがアメリカ長老教会によって中国へ派遣されて伝道に専念する。その結果、1854年、27歳の時に中国人向けに中国語で執筆し、上海で上梓した。 キリスト教証拠論を格調ある古典的中国語により展開したキリスト教の教義解説書である。〔高橋2003年,25頁〕 中国人の知識人を対象として著された書物であるが、発行以来多くの版を重ねた。キリシタン禁制の高札が撤去された1873年頃から、日本でも大規模に販売され、明治時代初期、日本語のキリスト教書のない時代に、この本を読んだ日本人がキリスト教信仰を持つ助けになった。 == 内容 == 上巻、中巻、下巻からなっており、上巻第一章で「以星宿為証」とあり、惑星と地球の関係における神の秩序について、太陽を中心とした星がぶつからずに動いていること、四季の変化など、天体の秩序は神がいるからであると説いている。 第二章では、木火土金水の五行について、第三章では生物全般についての神の計らい。第四章では「人身をもって証と為」という大で、人体の構造の不思議さから創造主の存在を証明している。下巻第8章は、懺悔文式、朝夕祈祷文式、毎飯謝恩文式という三つの祈りの文が記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天道溯原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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