|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god
天部(てんぶ、サンスクリット )は、天界に住む者の総称〔小学館 『デジタル大辞泉』 Kotobank、2014、「天部」。〕。衆生の輪廻転生において、六道(迷いのある世界)の一つ天道に住む神〔株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『世界大百科事典 第2版』 Kotobank、2014、「天部」・「六道」。 三省堂 『大辞林 第三版』 Kotobank、2014、「六道」。〕。諸天部、天〔三省堂 『大辞林 第三版』 Kotobank、2014、「天部」。 株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『世界大百科事典 第2版』 Kotobank、2014、「天部」。 株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『世界大百科事典』 Kotobank、2014、「天部」。 Britannica Japan 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』 Kotobank、2014、「天部」。 株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『百科事典マイペディア』 Kotobank、2014、「天部」。〕、天部神〔関衛 『日本絵画史』 日東書院、1931。〕ともいう。 古いインド神話の神々など、仏教以外の神が仏教に取り入れられて護法神となったもの。尊像における四区分(如来、菩薩、明王、天)の最下位である四番目に置かれる。梵天、帝釈天、四天王、吉祥天、弁才天、鬼子母神、大黒天、竜王、夜叉、聖天、毘沙門天(多聞天)、金剛力士、韋駄天、天龍八部衆、十二神将、二十八部衆などが居る〔。 == 天部のルーツと語義 == サンスクリット語のデーヴァ (deva) は「神」に相当する語であり、インド神話の天空神ディヤウスや、 印欧祖語を介してラテン語・キリスト教のデウスやギリシャ神話のゼウスとは同根語である。中国において「天」と訳され、日本語においてもそれが踏襲されている。天部が住む世界も天(devaloka)と訳されるため、漢字文化圏ではしばしば混同される。「天部」の「部」は「部門」「グループ」というほどの意味であるから、「天」だけでも意味が通じるはずだが、たとえば仏像を指すときには、日本語では「天像」とは言わず「天部像」と言いならわしている。〔他の尊格で「部」が省略されている場合でも、「天」だけは「天部」と称されることがある。〕なおdevaは天神、天人とも訳すが、その場合は多少ニュアンスが異なる。ゾロアスター教においてはデーヴァに相当するダエーワは悪神・悪魔に位置付けられている。 天部諸尊のルーツである古代インドのバラモン教の神々は、宇宙の創造神から、悪霊鬼神の類に至るまでさまざまである。そのうちには、男性神(毘沙門天、大黒天など)、女性神(吉祥天、弁才天など)、貴紳形(梵天)、天女形(吉祥天)、力士形(金剛力士)、武将形(十二神将)など、さまざまな形態や性格のものを含む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天部」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Deva (Buddhism) 」があります。 スポンサード リンク
|