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天野可淡 : ミニ英和和英辞書
天野可淡[あまの かたん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 
: [の]
 【名詞】 1. field 
: [か]
  1. (n,n-suf) passable 
: [たん]
  1. (pref) pale 2. light 3. thin 4. faint

天野可淡 : ウィキペディア日本語版
天野可淡[あまの かたん]
天野 可淡(あまの かたん、1953年 - 1990年11月1日天野可淡 、ドールスペース・ピグマリオンHP内プロフィール〕)は、人形作家。創作球体関節人形耽美表現を始めた。女性。
== 略歴 ==

*1953年、東京都世田谷区に生まれる。
*1962年、東映児童研究所第四期生となる。
*1974年、女子美術大学在学中より人形制作開始。
*1981年、銀座小松アネックス「更染沙ギャラリー」を皮切りに個展を開始する。
*1988年、ドールスペース・ピグマリオンのスタッフとなり、代表者であり人形作家である吉田良一(現在、吉田良に名前改め)とともに活動を続ける。
*1990年、オートバイによる交通事故にて逝去。
作品集としては、1989年に「KATAN DOLL」、1990年に「KATAN DOLL fantasm」、1992年に「KATAN DOLL RETROSPECTIVE」の三冊がトレヴィルより出版されている(写真撮影は吉田良一)。ただし出版社の倒産により、いずれも入手困難。1995年には、シンフォレストから、写真集のソースをCD-ROM化した「KATAN DOLL」も発売されているが、こちらも販売終了となっている。2007年2月9日復刊ドットコム(外部リンク)にて上記3冊の復刊決定が発表され、エディシオン・トレヴィル「KATAN DOLL」(2007年8月)、「KATAN DOLL fantasm」(2007年9月)、「KATAN DOLL RETROSPECTIVE」(2007年12月)の3冊が無事復刊された。しかし、2016年現在入手困難となっている。
2015年12月16日、KADOKAWAから収集家・写真家の片岡佐吉による写真集「天野可淡 復活譚」が発表され、綾辻行人が寄稿した。綾辻は同書の中で、『Another』の登場人物は天野の人形から発想を得たと語っている。
現在、天野可淡の作品はその多くが散逸し、親族のほか、上記の片岡ら幾人かの人形収集家のもとにある様子であり、まれに一般公開されることもある。2004年には、映画「イノセンス」公開記念、押井守監修「球体関節人形展~DOLLS OF INNOCENCE~」(東京都現代美術館/2月7日~3月21日)で数体が陳列された。また、片岡が経営する渋谷の人形展示館『アリスの心臓』に多く所蔵されていたが、2011年を以て閉鎖され、現在は京都府大原に移転している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「天野可淡」の詳細全文を読む




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