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太微垣(たいびえん)とは、古代中国天文学において天球上を3区画に分けた三垣の上垣。北斗七星より南、星宿・張宿・翼宿・軫宿より北の区画。あるいはその主体となる星官(星座)を指す。 == 星官 == 星官としての太微垣は、庭園を囲う蕃垣(かこい)の形に象っており、その中心には五帝座が位置する。 * 五帝座 - 中心の星はしし座β星(デネボラ)。 * 東蕃4星(東上相・東次相・東次将・東上将) - おとめ座γ・δ・ε星、かみのけ座α星。 * 西蕃4星(西上相・西次相・西次将・西上将)- しし座σ・ι・θ・δ星。 * 南蕃2星(左執法・右執法) - おとめ座η・β星。 また東蕃と左執法を合わせて「左垣」、西蕃と右執法を合わせて「右垣」というようにも分けられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太微垣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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