|
太魯閣国家公園(タロコ-こっかこうえん)は台湾の国立公園。総面積は9万2000ヘクタール。行政区画上は花蓮県、台中県、南投県に属している。 公園内の太魯閣渓谷(タロコ渓谷)は、立霧渓が大理石の岩盤を侵食して形成された大渓谷。奇岩怪石と水の美しさゆえ、台湾の中でも特に人気のある観光地である。 「タロコ」の地名は流域の台湾原住民タロコ族の言葉で「連なる山の峰」を指すとも、高名な頭目の名に由来するともいう。 == 主な名所 == *九曲洞 :太魯閣渓谷でもっとも素晴らしい景観が見られる場所。 *長春祠 :東西横貫公路の工事中に殉職した212名の霊が祀られている場。 *燕子口 :岩壁に多くの小さな洞穴があり、そこで無数のツバメが巣を作っているため燕子口と名付けられた。 *慈母橋 :赤い総大理石造りの橋。 *天祥 :宿泊・飲食の施設が集中している場所。標高480m程に位置する。この地は元来タロコ族の言葉でシュロを意味する地名「タビト」で、日本統治時代もその名が継承された。しかし国民党政府時代、元のクビライに才能を惜しまれ、再三仕官を勧告されながらも、国家に殉じて処刑された南宋の忠臣、文天祥にちなみ、現在の地名に改められた。 :かつての台湾総督・佐久間左馬太を祭神とした「佐久間神社」が在った場所には、現在は文天祥の像がある。 *錐麓大断崖 :高さ200mの大理石の1枚岩がそそり立っている。「離縁坂」という坂がある。 *流芳橋 *大禹嶺 *布洛湾 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太魯閣国家公園」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Taroko National Park 」があります。 スポンサード リンク
|