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1. (n,vs) disqualification 2. elimination 3. incapacity (legal) =========================== ・ 失格 : [しっかく] 1. (n,vs) disqualification 2. elimination 3. incapacity (legal) ・ 格 : [かく] 1. (n,n-suf) status 2. character 3. case
失格(しっかく、英:disqualification)とは、競技や試験において、参加している競技者ないし受験者の参加資格を途中で剥奪し、または後から対象者があげた成績を取り消すことである。 == 概要 == スポーツをはじめ実に広い範囲の競技で(あるいは比喩的にも)使われる。「欠格」とほぼ同義に使用されることもあるが、厳密に言うと「欠格」とははじめから資格が無いことを言うのに対し、「失格」は持っていた資格を剥奪されることを意味する。 一般に、失格はその催しの主催者によって宣言される。〔バドミントン競技規則(諸規程集)2012−2013 - 競技規則第16条第7項(2)によると、バドミントンでは、失格は競技役員長(レフェリー)によって宣言される。同項(1)によると、失格が宣言される前には必ず警告とフォルト(失点)という2つの段階を経なければならない。2012年12月20日閲覧〕〔ゴルフ ; 33-7 - Disqualification Penalty; Committee Discretion - ゴルフ。罰則としての失格は、個別の例外的な事例において、失格を正当と認めた主催者が、差し控えたり軽減したり科したりするとある。失格より軽いすべての罰則は躊躇なく科すこととしている一方、失格については軽減されうるとして慎重な姿勢を表明している。2012年12月20日閲覧〕失格は同試技内でのみ有効の場合と、大会単位で有効となる場合とがあり、後者の場合失格となった選手はそれ以降の試技に参加することができない。〔日本卓球ルール - 2.5.2.10に、大会期間中に競技領域から2回遠ざけられたものは、大会の残りの部分について失格とある。2012年12月20日閲覧〕〔平成24年度 9人制ルールの取り扱いについて - 9人制バレーボール。失格は試合(マッチ)単位で有効となる。「Ⅱ.6 第25条 不法な行為」参照。2012年12月20日閲覧〕失格処分を受けるまでの間に、当該競技者がその催しにおいてあげた成績については、無効となることが多い。〔その場合、競技者は最初から競技に参加していなかったことになるか、もしくはそれに準ずる扱いを受ける。〔例えば大学入試センター試験においては、失格となった受験生は、それまでに受験したすべての科目について採点が行われず、以降の科目の受験も認められない。〕 多くの競技において、失格は主催者が参加者に対して科すことのできる最も重い処分であり、参加者にとって最も不名誉な処分の一つである。失格とされる理由は競技によって様々であるが、多くの場合は、ルールによってあらかじめ決められている禁じ手の使用や、競歩の歩行法のような決まりごとの逸脱、明らかに倫理・道徳に反する非人間的な行為、スポーツマンシップに反するなどのアンフェアな行為(試験においてはカンニング、スポーツにおいてはドーピングなど〔米柔道選手がドーピング 競技後検査で初の違反 - 薬物検出による失格例。ロンドン五輪柔道男子73キロ級で7位に入ったのち失格となったニコラス・デルポポロ(米国)は、成績を取り消されるとともに、大会からの追放処分も受けている。2012年12月14日閲覧〕が該当する)、審判の権威や円滑な競技進行を損なう行為(認められない抗議・座り込み・暴行などのほか、遅刻〔プレーヤーのための競技規則 - テニスの競技規則(抜粋)。6)を参照〕、故意の競技遅延〔バドミントン競技規則第16条6項(1)、同第16条7項(1)(2)〕、制限時間を過ぎても競技・解答をやめないなど〔例えば全日本吹奏楽コンクールでは、演奏時間オーバーによる失格が頻繁に起こることが知られている。〕)、替え玉〔1844年の英国ダービーでは、本来出走が認められていなかった4歳馬Maccabeusが、別の3歳馬として出走して優勝したが、のちに失格となっている。〕などがある。多くの場合は当該競技者の故意や悪意によってなされるが、陸上競技におけるフライング(不正スタート)など、偶発的なものでも失格とされることがある。〔ボルト失格あっフライング/世界陸上 - フライングで失格になった数多の事例の一つ。リンク先には、ボルトの他、92年バルセロナ五輪金メダルのクリスティ(英国)が2度のフライングで失格となった事例、03年の世界選手権(パリ)2次予選においてドラモンド(米国)がフライングで失格となった事例も記述がある。2012年12月14日閲覧〕 多くの競技において、失格を宣言できるケースはルールによって定められているが、その適用可能範囲はいずれもかなり限定的なものになっており、大会ごとのルールによってなるべく差し控えるように規定されているか、そのように考えられている場合もある。〔〔〔プレーヤーのための競技規則 - 10) (4) b)〕加えて、失格処分は、それ自身が制裁として最高レベルであるとともに高い例外性をも持つがゆえに物議を醸すこともあり、その際にもやはり主催者が非難や攻撃の的となる。〔女子駅伝で折り返し点間違えて山形チーム失格 「分かりにくく、かわいそすぎる」の大合唱 - 2012年東日本女子駅伝における失格が物議を醸した。J-CASTニュース、2012年12月14日閲覧〕 通常、失格処分はその催しの中においてのみ有効であるが、競技によって、また場合によってはその選手に対する有期の、あるいは永久の出場停止・参加拒否・追放などの処分が伴うことがある。〔〔無気力試合の韓国4選手、出場停止6か月処分 - バドミントンにおける一例。読売オンライン、2012年12月14日閲覧〕 以下では、各競技の失格に関するルールや事例について記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「失格」の詳細全文を読む
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