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『失踪日記』(しっそうにっき、''disappearance diary'')は、吾妻ひでおの漫画。2005年(平成17年)3月にイースト・プレスから出版された。 発売とともに各メディアで話題となり、第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会で星雲賞ノンフィクション部門を受賞した。 == 概要 == 1980年ごろニュー・ウェーブマンガ家として一世を風靡し、その後低迷して一時は「消えたマンガ家」とまで言われたSF漫画・ギャグ漫画作家による、ノンフィクション作品である。1度目の失踪を描いた「夜を歩く」、2度目の失踪を描いた「街を歩く」、アルコール依存と治療の時期を描いた「アル中病棟」の3つのエピソードを収録している。「シャレにならない」部分はあえて省き、エンターテインメント作品として仕上げている。 「夜を歩く」は単行本『夜の魚』に収録されたあとがきとその続きを描いた描き下ろし、「街を歩く」は『お宝ガールズ』5月号増刊「コミックお宝VOL.1」(コアマガジン)に掲載された同名の短編(『夜の帳の中で吾妻ひでお作品集成』(チクマ秀版社)に「失踪日記外伝街を歩く」として収録)をベースに「お宝ワイドショー」(コアマガジン)にて連載された作品に加筆し、「アル中病棟」は本作のために描き下ろされた。巻末にとり・みきとの対談を収録する。再版以降は作者へのインタビュー「裏失踪日記」も収録している。 「街を歩く」を連載した出版社は、当時吾妻の単行本の売り上げが悪かったことを理由にこの本の出版企画を見送った。それを拾いあげる形でイースト・プレスからの出版となったが、ここでも出版に反対する声が多かったという。 フリースタイルの「このマンガを読め!2006」1位。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「失踪日記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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