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失顔症 ( リダイレクト:相貌失認 ) : ウィキペディア日本語版 | 相貌失認[そうぼうしつにん] 相貌失認(そうぼうしつにん、''Prosopagnosia〔ギリシャ語の「prosopon(顔)」と「失認(agnosia)」の合成語〕'')とは脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、もって個人の識別が出来なくなる症状」〔通信用語の基礎知識 より〕を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。 頭部損傷や脳腫瘍・血管障害等が後天的に相貌失認を誘発する要因となる。 == 歴史 == 親しい知人の顔が突然認識できなくなるという、典型的な症状は古くから確認されており、トゥキディデスの歴史書にはペロポネソス戦争に参加し、頭部を負傷した兵士の症例が記述されており、その後も同様の症例が数多く報告されてきた。1947年に、一連の症状をドイツの神経学者Bodamerが、「他の認知機能には支障がない」選択的な障害としてとりまとめ、相貌失認と命名した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相貌失認」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Prosopagnosia 」があります。
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