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奄美・琉球(あまみ・りゅうきゅう)は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産(自然遺産)暫定リストへの追加記載が決まった、鹿児島県から沖縄県にかけての地域である。 鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部(国頭村、大宜味村、東村)と西表島の4島からなる。 == 経緯 == 環境省と林野庁では、2003年(平成15年)に、「世界自然遺産候補地に関する検討会」を共同で設置し、自然遺産への推薦候補地を検討した結果、「知床」、「小笠原諸島」、「琉球諸島」の3地域を推薦候補地に選定した〔 世界自然遺産候補地に関する検討会、2003年5月26日〕。このうち、「知床」は2005年(平成17年)に、「小笠原諸島」は2011年(平成23年)に、それぞれ自然遺産として登録されたが、「琉球諸島」については何ら手続が行われていなかった〔 環境省・林野庁〕。 「琉球諸島」については、検討会の資料では「南西諸島」としての言及も見られ〔呼称が統一されていないが、具体的には「(大隅諸島)、トカラ列島、奄美列島、沖縄諸島、先島諸島及び大東諸島」が対象とされていた〔 林野庁〕。なお、2012年(平成24年)8月から開催されている「新たな世界自然遺産候補地の考え方に係る懇談会」では、「奄美・琉球諸島」〔 林野庁〕と呼ばれていた。 2013年1月31日に開催された世界遺産条約関係省庁連絡会議〔外務省、文化庁、国土交通省、林野庁、水産庁及び環境省により構成される。また、文部科学省及び農林水産省がオブザーバーとして参加する。〕で、「奄美・琉球」を世界遺産(自然遺産)暫定リストに掲載することが決定した。対象地域は今後特定するとされているが〔、奄美大島、徳之島、沖縄本島北部のやんばる地域、西表島を対象地域とする方向で調整が進められているとの報道もある〔自然遺産候補地に「奄美・琉球」…国内で5番目 YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2013年1月31日〕〔奄美琉球、暫定リスト入り 16年夏、登録目指す 世界自然遺産の国内候補 MSN産経ニュース、2013年1月31日〕。また、沖縄県石垣市は、尖閣諸島を対象地域に含めるように求めた〔「尖閣を世界遺産に」 石垣市が国に調査要請へ MSN産経ニュース、2013年2月4日〕。 今後は、対象地域の決定、保護計画の策定、推薦書の提出等を経て、最短で2016年夏の世界遺産委員会での登録を目指す。登録されれば、日本国内で5番目の自然遺産となる。 2013年12月27日、環境省は対象地域を、鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部(国頭村、大宜味村、東村)と西表島の4島とすることに決定した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奄美・琉球」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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