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島唄(しまうた)とは、「しま」の歌のこと。一義に、奄美群島で歌われる民謡(奄美民謡)のこと。 ==定義== 琉球語の「しま(島)」には、「島嶼(island)」の他に「村落(village)」の意があり、奄美・沖縄・先島住民は琉球王国時代からシマ(村落)ごとに帰属意識をもつシマ社会を形成していた。シマごとに決まり事や習俗は微妙に異なり、シマで歌われる歌も多様であった。「我がシマぬウタ(私の村の歌)」が「島唄」の語源である。シマ社会で伝えられてきた言葉を「シマくとぅば(島言葉)」というが〔「しまくとぅば」普及推進計画」 、沖縄県。2015年1月22日閲覧。沖縄県はしまくとぅばの日も制定している。〕、「島唄」も同様の表現である。「島嶼の歌でなく村落の歌である」ということを示すために、「島」という漢字を使わず「シマ唄」と表記されることがある。 これらの歌を「島唄」と総称したのは奄美群島が最初である。このため「本来、島唄とは奄美民謡のことを指す」という言い方がなされる。広義ではシマ社会の歌としての「島唄(シマ唄)」は旧琉球王国全域に分布するとも言える。ただ、THE BOOMの楽曲「島唄」(1992年)の大ヒット等により沖縄・奄美以外の日本本土でも「島唄」という表現が知られるようになると、中には奄美群島の民謡と琉球民謡を混同するものや、沖縄民謡の別名として「島唄」と表記するものも現れ、奄美出身者や奄美民謡関係者からは「島唄は奄美民謡のこと」と主張する声もある。 本項では特に注釈がない限り奄美群島の民謡としての島唄(シマ唄)について記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「島唄」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shima-uta 」があります。 スポンサード リンク
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