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『奇譚クラブ』(きたんくらぶ)は、1947年(昭和22年)より1983年(昭和58年)まで出版されたSM系の雑誌。1954年(昭和29年)3月と1955年(昭和30年)5月に一時発行禁止処分を受けた。カストリ雑誌の不定期刊行時代を経て月刊誌として出版され、出版社は、曙書房、天星社、暁出版(大阪)、きたん社と変わっている。 SMの性行動を扱った文学作品としては古典の部類に入る団鬼六の『花と蛇』、沼正三の『家畜人ヤプー』はこの雑誌に発表されたもの。1947年12月号には男娼、男妾の記事があり、創刊年の頃から男色や男性同性愛についても取り上げていた。 1997年(平成9年)11月(出版50周年)に 平成版 奇譚クラブ がユニ報創より出版され、不定期ながらも翌年7月(新装3号)までの出版が確認されている。新創刊ではなく新装刊としており復刊を意識した巻頭挨拶文が掲載されている。内容はSMも扱う風俗誌としており昭和40年代の奇譚クラブに掲載されていた記事やモノクロ写真を幾つか再掲載している。 == 関連項目 == * 緊縛 * フェティシズム * 風俗奇譚 * 風俗草紙 * 風俗科学 * 人間探求(1950年5月-1953年8月、第一出版) * あまとりあ(1951年3月-1955年、あまとりあ社=久保書店) * 矢代秋雄 - 作曲家。「麻生保」の筆名で熱心に投稿していた〔森下小太郎「『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事」(『諸君!』1982年11月号)〕。 * 綺譚倶楽部(JET (漫画家)) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奇譚クラブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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