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奈良岳(ならだけ)は、石川県金沢市と白山市、富山県南砺市の3市にまたがる標高1,644mの両白山地北部の山。金沢市の最高峰であり、山頂に国土地理院の三等三角点(点名は「三方山」)が設置されている〔。別称、倉谷三方岳〔『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年、ISBN 4-779-50000-1、P1153〕。 == 概要 == 金沢市の最高峰として文献等に紹介されることが多いが、金沢市の平野部からは高三郎山の影に隠れがちで、印象が薄い。 白山国立公園北端の山である〔1962年11月12日に、山頂及びその南東側の山域(南砺市、白山市)が白山国立公園の特別地域に指定された。(白山国立公園区域の概要 、環境省、2010年12月15日閲覧。)〕。 金沢市側の山域は犀川源流石川県自然環境保全地域に指定されている〔『日本の山1000』山と渓谷社、1992年、ISBN 4-635-09025-6、P499〕〔1978年3月31日に、石川県自然環境保全地域に指定された。(石川県自然環境保全地域 、石川県、2010年12月15日閲覧。)〕。 北東は見越山に接する。西は平坦で「奈良ヶ原」と称し、奥三方(おくさんぽう)山に連なる。南は県境沿いに大笠山方面へ連なる。 三角点が置かれた頂上は小広いが、太さ10cm程度の楢の木が多いため、眺望には恵まれていない。 山域周辺の地質は、層厚数百mにおよぶ岩稲累層からなる。 新第三紀中新世の2000~1700万年前に北陸地方(の恐らく水域)で起こった激しい火山活動によるもので、安山岩質の溶岩および火山砕屑岩からなる火山岩が主体で堆積岩をはさむ。いわゆるグリーンタフの一部とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奈良岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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