|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god ・ 礼 : [れい] 【名詞】 1. expression of gratitude
奉神礼(ほうしんれい、〔高橋保行『ギリシャ正教』162頁、講談社学術文庫 1980年 ISBN 9784061585003 (4061585002)〕, , )は、正教会における奉事・祈りの総称。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 公祈祷(時と場所を定めて行われる公的な祈祷)と私祈祷(日々の生活の場や私室等において行う祈祷や臨時祈祷等)のいずれも含む。公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」といった用語が用いられる。 聖体礼儀などの機密を含む礼儀の他にも、毎日の奉事である時課、さらに成聖式・各種祈願・モレーベン・パニヒダ・埋葬式などの、機会に応じた祈祷などが含まれる。 より広義には、奉神礼には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトルギヤ)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。 本記事では祈り・儀礼の総称としての奉神礼について詳述する。 == 奉神礼の概念 == === 基本概念 === 原語であるギリシャ語の(リトゥルギア〔「リトゥルギア」は現代ギリシャ語からの転写。古典ギリシャ語再建音では「レイトゥルギア」となる。〕)は「神の民の仕事」を表し、その原義通り、奉神礼は正教徒の公務であるとされる〔。奉神礼は儀礼・儀式にとどまるものではなく、奉神礼における体験はクリスチャンの生活のあり方を示すものであり、日々の生活の雛形となるものであるとされる。従って、最も広義にとった場合は正教徒の生活全てが奉神礼であると言える。 正教会においては聖伝の一部として位置づけられ重視される〔教え-聖伝:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 〕。 西方教会の「懺悔」「告悔」に相当する痛悔機密もまた告解礼儀として奉神礼に数えられている事を鑑みても、奉神礼を単に「礼拝」「典礼」と同義に捉えるのはあまり精確ではないが、一応、以下のような相当関係はある。但し下の表における用語は教派毎に大小の概念の違いを含んでおり、対応する語句同士が一対一対応する訳では無い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奉神礼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|