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奥山 虎章(おくやま とらふみ/こうしょう、生没年不詳)は、上山藩出身の医学者、水産学者、大日本帝国海軍軍医寮教官。本名は又三郎(またさぶろう)。 == 経歴 == === 江戸就学 === 奥州国(陸奥国)上山藩にて山形藩士として生まれ、のち盛岡藩の南部美濃守の藩医に招かれる。 慶応2年(1866年)4月5日に江戸に出て盛岡藩士・赤沢長五郎と共に鉄砲洲慶應義塾に入塾。卒業後、帝国海軍軍医寮の教官となり、近代日本において最も初期に専門的に医学語彙を集めた『医語類聚』(1872年)、さらに解剖学・生理学語彙に特化させた『解剖生理学語部』(1881年)を発表。 この『医語類聚』には日本で初めて、脊椎動物では中枢神経系や自律神経系で著しく発連し、興奮の伝わり方に変化を与える「神経」という訳語や精神病理学に関する訳語が膨大に収録されており、「痴呆」などといった訳語は現在もこの辞典の訳語から引用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奥山虎章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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