|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 奥 : [おく] 【名詞】 1. interior 2. inner part ・ 奥州 : [おうしゅう] 【名詞】 1. interior province 2. the interior 3. northern part of Japan ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三十 : [さんじゅう] 1. (num) thirty ・ 十 : [とお] 1. (num) 10 2. ten ・ 十三 : [じゅうさん] 【名詞】 1. 13 2. thirteen ・ 観 : [かん] 1. (n,n-suf) look 2. appearance 3. spectacle ・ 観音 : [かんのん] 【名詞】 1. Kannon 2. Kwannon 3. Buddhist deity of mercy ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note
奥州三十三観音霊場(おうしゅうさんじゅうさんかんのんれいじょう)は、旧陸奥国内(現在の青森県・岩手県・宮城県・福島県)にある33ヶ所の観音霊場である。「奥州」は陸奥国の別称。 平安時代初期に始まった「奥州古札所」とは別に平安時代後期に設けられ、江戸時代中期に再興された。 == 歴史 == 平安時代初期の延暦13年(794年)から貞観6年(864年)に生きた円仁(慈覚大師)によって、のちに「奥州古札所」とも呼ばれる三十三観音霊場が開基されたと言う〔奥州三十三観音霊場奥州札所について (秀麓齋)〕。保安4年(1123年)には既に、この札所巡りが行われていたとされる〔。 一方、「名取の老女」として知られる「旭」が、平安時代後期の保安年間(1120年 - 1124年)に名取熊野三社(宮城県名取市)を勧請した〔熊野三社関係 (名取市)〕際に、新たに三十三観音霊場を設定したと言われる〔〔奥州三十三観音 (宮城県)〕(第1番から第3番までの札所は、名取熊野三山の南東に隣接して存在)。これ以降、この新たな札所の方が栄えたが、後に衰微した〔。 江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、第30番札所である補陀寺(宮城県気仙沼市)の智膏和尚を初めとした7人の僧侶により再興され、現在へとつながる札所が定められた〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奥州三十三観音霊場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|