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奥能登のあえのこと : ミニ英和和英辞書
奥能登のあえのこと[おくのと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おく]
 【名詞】 1. interior 2. inner part 
: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly

奥能登のあえのこと ( リダイレクト:アエノコト ) : ウィキペディア日本語版
アエノコト[のと]
アエノコトは、石川県奥能登地方の珠洲市輪島市鳳珠郡能登町、同郡穴水町で古くから行われている新嘗の祭礼。「アエノコト」とは「アエ=饗」〔 「年中行事事典」p2 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版〕の「コト=祭り」を意味する。「奥能登のあえのこと」という名称で、1977年昭和52年)重要無形民俗文化財に指定され、2009年平成21年)には、ユネスコ世界無形遺産に登録された。
== 概略 ==
毎年12月4日5日頃、農村の家々では一年間の収穫の感謝と次年度の五穀豊穣を祈願するため田の神を祭る。まず、家の床の間に男女の田の神を表すため種もみのを二つ据え付け、それぞれ二股大根を前に置いて祭壇を作る。そのあと、家の主人は紋付正装で家の苗代田に向かい、夜の場合は提灯を持って田の神を家に案内する。田の神は姿が見えないので、あたかも目の前に神がいるように演じるのである。
家族全員が迎える中、主人は田の神を家に誘い、炉端で休息させたあと風呂に入れて祭壇に招き、小豆飯、ハチメ(魚)、大根、里芋などを二膳と甘酒の入った徳利二本を捧げる。このとき主人は、の内容を一つ一つ丁寧に説明し、おおよそ一時間後が食したと見て、お下がりとして家族で膳の物を食べる。
神はそのまま年を越すとされ、翌年の2月9日、主人が元のへ送り出してを田に入れる。
神が一般の社会に降臨する形式の祭礼で、秋田県なまはげ沖縄県石垣島マユンガナシと同形式であるが、ここでは神が目に見えぬ形で表されていることと、主人が神がいるように一人芝居を演じることが特徴である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アエノコト」の詳細全文を読む




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