翻訳と辞書
Words near each other
・ 奥野谷浜駅
・ 奥野隆史
・ 奥野食品
・ 奥野香耶
・ 奥野駅
・ 奥野高広
・ 奥野高廣
・ 奥野麻理
・ 奥野麻衣子
・ 奥鈴谷駅
奥鐘山
・ 奥間レスト・センター
・ 奥間迅
・ 奥阿仁駅
・ 奥附
・ 奥雅博
・ 奥霧ヶ峰八島高原荘
・ 奥須磨子
・ 奥飛観光開発
・ 奥飛騨 (列車)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

奥鐘山 : ミニ英和和英辞書
奥鐘山[おくかねやま]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おく]
 【名詞】 1. interior 2. inner part 
: [かね]
 【名詞】 1. bell 2. chime 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

奥鐘山 : ウィキペディア日本語版
奥鐘山[おくかねやま]

奥鐘山(おくかねやま、おくがねやま)は、富山県黒部市飛騨山脈(北アルプス)・後立山連峰に位置する標高1,543 mの山。
山体は西側が黒部峡谷右岸に面しており、「黒部峡谷附猿飛ならびに奥鐘山」として国の特別天然記念物天然保護区域)および特別名勝に指定されている〔富山県デジタル文化財ミュージアム 富山県教育委員会文化財課、2014年6月28日閲覧。〕。
== 解説 ==
後立山連峰の唐松岳から続く尾根上にあり、尾根末端の西壁は幅1 km・高さ800 mという日本屈指の岩壁〔奥鐘山 ヤマケイオンライン、2014年6月28日閲覧。〕となって黒部川に落ち込んでいる。その山容は黒部川対岸を通る水平歩道から望むことができる。西壁はクライマーの間で「黒部の怪人」の異名で呼ばれ、黒部別山大タテガビン南東壁(「黒部の魔人」)・丸山東壁(「黒部の巨人」)とともに黒部三大岩壁に数えられる。
1938年12月27日未明に仙人谷ダムの建設作業員宿舎を泡雪崩が襲った事故では、奥鐘山がその現場の一つとなった。黒部川対岸の志合谷に置かれていた宿舎を泡雪崩が直撃し、84名の死者を出す惨事となったが、およそ2か月後になってようやく発見された宿舎の残骸および犠牲者の遺体の位置から、泡雪崩の衝撃を受けた宿舎の3・4階部分がそのままの形で宙を飛んで黒部川を越え、直線距離で600 m離れた奥鐘山の岩壁に激突したと推測された〔清水弘・秋田谷英次・中川正之・岡部俊夫『黒部渓谷志合谷のなだれ研究 I : 志合谷のなだれ予備調査 』1973年3月5日。〕。
1960年、紫岳会が西壁の初登攀を果たして以降は、多くのクライマーが集まるクライミングの名所となっている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「奥鐘山」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.