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奥飛鳥(おくあすか)は奈良県高市郡明日香村の大字「稲淵」「栢森(かやのもり)」「入谷(にゅうだに)」の三集落周辺を指す。奈良県道15号桜井明日香吉野線沿道の飛鳥川流域に点在する農地・森林などの景観が文化財保護法に基づく重要文化的景観に選定されている。 以下、特に注釈なきはを出典とする ==稲淵== 奥飛鳥の導入部分に位置し、飛鳥稲淵宮殿跡があり、南淵請安の生地とも伝わる。高低差50mの斜面を開墾した棚田が広がる景観に始まり、竜門山地へと分け入ると狭隘な地形へと変貌し、斜面に家屋が密集する。集落入口には飛鳥川に男綱と呼ばれる綱掛けが渡されている。飛鳥川の増水で橋が流されやすいため、渡河用に飛石が敷設されている〔現在では鋼材で補強した沈下橋が架橋されている〕。集落内には灌漑用の井手と呼ばれる水路が巡らされている。続く栢森との境界に飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社が鎮座する。美しい日本のむら景観百選でもある。 集落がある地域の海抜は250m〔国土地理院電子国土#地理院地図より〕。 2010年(平成22年)時点で54世帯167人が暮らす〔人口統計ラボ 〕。 File:奥飛鳥 稲渕1.JPG|稲渕の棚田 File:奥飛鳥 稲渕3.JPG|稲渕集落の結界となる男綱 File:Asuka no iwahashi.JPG|飛鳥川の飛び石 File:奥飛鳥 稲渕6.JPG|稲渕集落 File:奥飛鳥 稲渕4.JPG|集落を流れる井手 File:奥飛鳥 稲渕10.JPG|飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奥飛鳥」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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