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『女は女である』(おんなはおんなである、''Une femme est une femme'')は、1961年(昭和36年)製作・公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランス・イタリア合作の長篇劇映画である。'Une femme est une femme'')は、1961年(昭和36年)製作・公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランス・イタリア合作の長篇劇映画である。')は、1961年(昭和36年)製作・公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランス・イタリア合作の長篇劇映画である。 == 概要 == ゴダールの長篇劇映画第3作である。女優のジュヌヴィエーヴ・クリュニーの話をもとにゴダールが脚本を書き、ジャック・ドゥミのミュージカル映画『ローラ』(1961年)のスコアを書いたばかりのミシェル・ルグランがスコアを書きおろした、ゴダールのミュージカル・コメディ第1作、『小さな兵隊』(1960年)についでアンナ・カリーナが出演したゴダール作品の第2作、カリーナとの結婚後第1作、ゴダールのカラー映画第1作でもある。フランスの首都パリ市内、フォブール=サン=ドニ街、サン=ドニ門等で撮影された。現在もサン=ドニ街はセックスショップの立ち並ぶ通りであるが、通過する程度だったら問題はない〔:en:Rue Saint-Denis (Paris)、:fr:Rue Saint-Denis (Paris)の記述を参照。〕。 カリーナのセリフ「コレオグラフはボブ・フォッシー、共演はシド・チャリシーとジーン・ケリー」〔DVDシネフィル・イマジカサイト内の小沼純一のコラム「第22回 ルグランそしてゴダール 」の記述を参照。〕にもあるように、アメリカ映画狂のゴダールがメトロ・ゴールドウィン・メイヤーのダンス映画に憧れ、ドゥミが白黒映画『ローラ』に迎えたようにジーン・ケリーを迎えることはできないが、イーストマンカラーのシネマスコープ(フランスコープ)でスタンリー・ドーネンばりのミュージカルコメディに、ゴダールなりに迫ろうとする。セットの赤を基調としたデザイン〔は、本作の2年後に製作されたドゥミの『シェルブールの雨傘』(1963年製作)で部屋ごとに色彩を変えてみせるベルナール・エヴァンである。 カメオ出演でバーに登場する女優ジャンヌ・モローに、フランソワ・トリュフォーと撮影中の『突然炎のごとく』について、アルフレードを演じるジャン=ポール・ベルモンドが尋ねるシーンが存在する。ほかにもモローとベルモンドが主演したマルグリット・デュラス原作の『雨のしのび逢い』、トリュフォー監督の『ピアニストを撃て』に言及するセリフがあり、「早くしてくれ、テレビで『勝手にしやがれ』が見たいんだ」とのセリフも存在する〔。また喫茶店のシーンでベルモンドがカリーナに聞かせる話は、そのままオムニバス『パリところどころ』の一篇『モンパルナスとルヴァロア』のストーリーである。アルフレードのフルネーム「アルフレード・リュビーシュ ''Alfred Lubitsch''」は、イギリス出身のアメリカの映画監督アルフレッド・ヒチコックの名とドイツ出身のアメリカの映画監督エルンスト・ルビッチの姓を合わせたものである。前年の1960年(昭和35年)に公開されたルイ・マル監督の『地下鉄のザジ』に主演したカトリーヌ・ドモンジョは、「ザジ」のまま出演している。モローが登場するバーのオーナー役で出演しているエルネスト・メンツェルは、本作でスクリーンに登場以来、ゴダールの「ジガ・ヴェルトフ集団」時代の『ウラジミールとローザ』(1970年)に至るまで、ゴダール作品の常連となる。 1961年6月23日 - 7月4日、西ドイツのベルリンで行なわれた第11回ベルリン国際映画祭で、本作は金熊賞にノミネートされコンペティションで正式上映された。結果、銀熊賞最優秀女優賞をアンナ・カリーナが、銀熊賞特別賞をゴダールが、それぞれ獲得した。ゴダールの銀熊賞受賞は、前年の第10回ベルリン国際映画祭での『勝手にしやがれ』から2年連続の受賞である。 1964年(昭和39年)9月18日には、アメリカ合衆国のニューヨークで行なわれたニューヨーク映画祭で上映された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「女は女である」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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