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女二の宮 : ミニ英和和英辞書
女二の宮[じょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter
: [に]
  1. (num) two 

女二の宮 ( リダイレクト:女二宮 ) : ウィキペディア日本語版
女二宮[おんなにのみや]
女二宮(おんなにのみや)は、
#歴代の天皇の二番目の姫宮、第二皇女のこと。
#物語に登場する、本名のわからない架空の第二皇女の便宜上の名称。以下、代表的な女二宮を挙げる。
##『源氏物語』に登場する、朱雀帝の第二皇女。落葉の宮を参照。
##『源氏物語』に登場する、今上帝の第二皇女。後述。
##『狭衣物語』に登場する、嵯峨院の第二皇女。狭衣との一夜の契りで若宮をもうけ、その後出家する。
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女二宮は、『源氏物語』に登場する架空の人物。今上帝の第二皇女で、母は藤壺女御(左大臣の姫。桐壺帝藤壺中宮冷泉帝の母)や朱雀帝の藤壺女御(女三宮の母)とは別人)。今上帝の愛情も深かったが、裳着の式を前にして母女御が死去。母の実家もかつてのような威勢はなく、他に頼るべき後見人もいないため、娘の将来を案じた今上帝によっての許に降嫁する(「宿木」)。
しかし夫・薫はもっぱら宇治に囲った浮舟や、女二宮の異母姉にあたる明石の中宮腹の女一宮に懸想しており、正室である女二宮に対しては、帝の手前、表面的には大切に遇したが、それほど愛情は抱いていなかったようである。こういう所はかつての光源氏女三宮柏木落葉の宮のエピソードを思い出させる。
蜻蛉」帖では、思いを寄せる女一宮の姿を垣間見た薫が、自邸に帰った後、妻女二宮に女一宮と同じ薄衣を着せ、同じように氷を持たせてみたり、女一宮の文見たさに女二宮に姉宮との文通を促したりしている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「女二宮」の詳細全文を読む




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