|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 女 : [じょ] 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter ・ 女流 : [じょりゅう] 【名詞】 1. woman writer ・ 流 : [りゅう] 1. (n,n-suf) style of 2. method of 3. manner of 4. school (of thought) ・ 新 : [しん] 1. (n,n-suf,pref) new ・ 新人 : [しんじん] 【名詞】 1. new face 2. newcomer ・ 新人賞 : [しんじんしょう] (n) Rookie of the Year award ・ 人 : [ひと] 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1 ・ 賞 : [しょう] 1. (n,n-suf) prize 2. award
女流新人賞(じょりゅうしんじんしょう)は、1958年、三枝佐枝子を編集長とする『婦人公論』を発表の場として中央公論社が新設した応募型新人文学賞。1956年創設の中央公論新人賞に続くもので、1997年第40回まで続いて廃止された。 第2回受賞作は、武智鉄二の妻だった、シナリオ作家の西村みゆきの「針のない時計」だったが、同作が『婦人公論』誌上に発表されると、部分的にウィリアム・フォークナーの作品と同じ文章があると指摘を受け、受賞が取り消され、二位だった南部きみ子の作品が受賞作となった。 第30回受賞の北原リエは元にっかつロマンポルノ女優であり、また第38回受賞(1995年)の「空を失くした日」は阪神・淡路大震災を描いて話題となった。 == 受賞作一覧 == *第1回(1958年) 有賀喜代子「子種」 *第2回(1959年) 南部きみ子「流氷の街」 *第3回(1960年) 田中阿里子「鱶」 *第4回(1961年) 片岡稔恵「チャージ」 *第5回(1962年) 宮尾登美子「連」(『影絵』所収) *第6回(1963年) 丸川賀世子「巷のあんばい」 *第7回(1964年) 乾東里子「五月の嵐」 *第8回(1965年) 帯正子「背広を買う」 *第9回(1966年) 鈴木佐代子「証文」 *第10回(1967年) 杜香織「雪花」 *第11回(1968年) 山口年子「集塵」 *第12回(1969年) 島さち子「存在のエコー」 *第13回(1970年) 該当作なし *第14回(1971年) 来島潤子「眩暈」 *第15回(1972年) 該当作なし *第16回(1973年) 稲葉真弓「蒼い影の傷みを」 *第17回(1974年) 該当作なし *第18回(1975年) 該当作なし *第19回(1976年) 中山茅集子「蛇の卵」、山下智恵子「埋める」 *第20回(1977年) 中山登紀子「舫いあう男たち」 *第21回(1978年) 該当作なし *第22回(1979年) 野島千恵子「日暮れの前に」、伊藤光子「死に待ちの家」(のち編集工房旅と湯と風から刊行) *第23回(1980年) 該当作なし *第24回(1981年) 須山ユキヱ「延段」(菁柿堂より刊行) *第25回(1982年) 田口佳子「箱のうちそと」 *第26回(1983年) 新田純子「飛蝶」(青弓社より刊行) *第27回(1984年) 村上章子「四月は残酷な月」 *第28回(1985年) 田中千佳「マイブルー・ヘブン」、西本陽子「ひとすじの髪」 *第29回(1986年) 北村満緒「五月の気流」、丸山史「ふたりぐらし」 *第30回(1987年) 北原リエ「青い傷」 *第31回(1988年) 朝比奈愛子「赤土の家」 *第32回(1989年) 杉本晴子「ビスクドール」(『穴』読売新聞社所収) *第33回(1990年) 片山ゆかり「春子のバラード」(銀河書房より刊行)、舞坂あき「落日の炎」 *第34回(1991年) 柏木抄蘭「ブッダの垣根」(『駱邏の女』所収、編集工房ノアより刊行)、酒井牧子「色彩のない風景」 *第35回(1992年) 牧野節子「水族館」 *第36回(1993年) 有砂悠子「定数」 *第37回(1994年) 維住玲子「ブリザード」(中央公論社刊) *第38回(1995年) 岩橋昌美「空を失くした日」(同) *第39回(1996年) リンゼイ美恵子「答えて、トマス」(新風舎から刊行) *第40回(1997年) 矢口敦子「人形になる」(中央公論社刊) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「女流新人賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|