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『女賊と判官』(じょぞくとはんがん〔『日本映画人名辞典 スタッフ篇』、p.763.〕〔''女賊と判官''、日本映画情報システム、文化庁、2012年7月19日閲覧。〕〔''女賊と判官''、キネマ旬報映画データベース、2012年7月19日閲覧。〕)は、1951年(昭和26年)、マキノ雅弘・萩原遼が監督し、東横映画が製作、東京映画配給が配給して公開した日本の長篇劇映画である〔〔〔''女賊と判官''、日本映画製作者連盟、2012年7月19日閲覧。〕〔''女賊と判官''、日本映画データベース、2012年7月19日閲覧。〕。 == 略歴・概要 == 第二次世界大戦後、従来興行会社であった東横映画が大映との協定を結び、1947年(昭和22年)、「大映第二撮影所」(現在の東映京都撮影所)を借りて同撮影所を「東横映画京都撮影所」〔『映画年鑑 1951』、p.219.〕として製作を開始して以来、4年目に入った同社の正月第二弾映画である。同社でのマキノ雅弘(マキノ正博)の6作目、萩原遼の3作目にあたり、この後同年同社では、マキノは『お艶殺し』、萩原は『夢介千両みやげ 春風無刀流』を撮る〔マキノ雅弘 、日本映画データベース、2012年7月19日閲覧。〕〔萩原遼 、日本映画データベース、2012年7月19日閲覧。〕。 本作は、片岡千恵蔵演じる「判官」こと「遠山金四郎」(遠山景元)もので1938年の『弥次喜多道中記』のリメイク、相手役の「女賊」こと「紅燕のおりん」を宮城千賀子が演じる〔〔〔〔。宮城はこのころ、本作監督のマキノ雅弘、同撮影所長のマキノ光雄の弟であるマキノ真三の妻であったため〔『日本映画俳優全集・女優編』、p.666-669.〕、真三や雅弘の監督作や、東横映画の作品に多く出演している〔宮城千賀子 、日本映画データベース、2012年7月19日閲覧。〕。 東横映画の作品を配給するために東京映画配給(現在の東映)が設立されて1年半が経過しており、本作は東京映画配給が配給して、1951年(昭和26年)1月5日に公開された〔〔〔〔。本作に「映倫番号」が付されているのは、1949年(昭和24年)6月14日に「映画倫理規程管理委員会」(旧映倫)が結成されたからで、1954年(昭和29年)8月まではレイティングは行われていない〔映倫の概要 、映画倫理委員会、2012年7月18日閲覧。〕。 東京国立近代美術館フィルムセンターは、本作の上映用プリント等を所蔵しており〔''女賊と判官''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年7月19日閲覧。〕、東映チャンネルも同作をHD化して放映している〔''女賊と判官''、東映チャンネル、2012年7月19日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「女賊と判官」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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