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『妖精の女王』(ようせいのじょおう、''The Faerie Queene'')は、16世紀イングランドの詩人エドマンド・スペンサーの代表作で、アレゴリーをふんだんに用いた長詩である。当時のイングランド女王エリザベス1世に捧げられた。 全6巻と断篇からなる長編叙事詩で、アーサー王物語を題材にしている。本来全12巻で構成され、各巻で12の徳を描く予定であったが、最終的には神聖、節制、貞節、友情、正義、礼節の6つのみが描かれた。 作品の中で「グローリアーナ」と呼ばれるのは、他ならぬ女王エリザベス1世である。アウグストゥスの時代の『アエネーイス』と同じように、『妖精の女王』は高く評価され、アウグストゥスがトロイアの子孫だと称えられたように、『妖精の女王』ではテューダー家はアーサー王の子孫だと褒め称えている。 和田勇一、福田昇八の日本語訳がある。 ==関連作品== * 妖精郷の騎士 - L・スプレイグ・ディ=キャンプとフレッチャー・プラットの協同執筆による、現代人が『妖精の女王』の世界に紛れ込む、パロディ作品 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「妖精の女王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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