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妖精作戦 : ミニ英和和英辞書
妖精作戦[ようせいさくせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

妖精 : [ようせい]
 【名詞】 1. fairy 2. sprite 3. elf 
: [せい]
 【名詞】 1. spirit 
: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 
作戦 : [さくせん]
 【名詞】 1. military or naval operations 2. tactics 3. strategy 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

妖精作戦 : ウィキペディア日本語版
妖精作戦[ようせいさくせん]

妖精作戦』(ようせいさくせん)とは、笹本祐一作の作品。初版がソノラマ文庫から1984年に発売され〔2014年時点で30周年である〕、更に2011年に創元SF文庫よりシリーズが再々発売された〔ソノラマ文庫で御米椎版が再発売されている。〕。作者のデビュー作であり、著者の「現役最古のライトノベル作家」〔本人のプロフィール 〕という自称が示すとおり、この作品は青少年向けSFが「ジュブナイル」と呼ばれていた時代に発売され「時代を変えた」〔創元SF文庫1巻より〕、「ライトノベル直系先祖」とも言える作品である〔創元SF文庫版「カーニバル・ナイト」での谷川流の解説 p295〕。
この作品に影響を受けた作家は数多く、谷川流〔創元SF文庫版カーニバルナイトの解説において、長門有希和紗結希のオマージュと書いている。〕、有川浩〔著書『レインツリーの国』で重要な役割を果たす「フェアリーゲーム」は「妖精作戦」のオマージュであり、創元SF文庫版の解説において「トラウマ」と書いている。〕、小川一水〔創元SF文庫版解説より。〕、秋山瑞人〔この作品の結末に衝撃を受け『イリヤの空、UFOの夏』を書いた。〕などファンは多い。
現在のライトノベルに影響を与えた点として、三村美衣は『ライトノベル30年史』〔
〕において、
主人公たちはただの高校生だが、おたく的な知識が事件解決の手段として使われている。また70年代から80年代のアニメや特撮物を共通基盤にした独特のノリ、型番やスペックをそのまま出すメカの書き込みなど、同時代的情報を共有する小説の流れは本作から始まったといっていい。
と述べている。
== あらすじ ==

=== 妖精作戦 ===
9月1日榊裕が夏休み最後の休日を利用してオールナイト映画のはしごを終え、国立にある私立星南大付属高校の学生寮に帰ろうと新宿駅東口改札へ着いたとき、自動販売機で切符を買えずに困り果てている一人の少女を見つける。
機械を使うのが苦手と言う少女、小牧ノブを送り届けた榊だが、寝ぼけていた為に名前すらも良く覚えていなかった。
次の日の放課後、榊と沖田玲朗真田佐助が買い物に出かけた際、非常識な低空飛行を行っていたベル ジェットレンジャーが墜落する場面に遭遇する。その現場を眺めている少女、ノブを見つけた榊は昨日の出来事を思い出し、4人で自己紹介をしている場に、事故を取材していた鳴海つばさが現れる。夏休みのバイトのレポートを依頼していたつばさと沖田が揉め始め、皆は解散する。
ある日、神戸港に着いた貨物船から大排気量にチューンアップされたCB1100Rに乗った男が降りてくる。山あいの喫茶店ダイアナで、マスターという情報屋から「小牧ノブという少女のボディーガード依頼」を受けた男はその金額に目を見張り、その背景を尋ねる。「SCFブルーサーチスターボウ計画という超能力者のスカウトを行っている」と聞いた男は、そのリスクの大きさに納得しながら契約書に「平沢千明」とサインし、超能力者の専門家としてマスターに幹本沙織という占い師を紹介される。
ノブの転校以来、何度も何者かに連れ去られそうになる事件が起き、その都度平沢の手により難を逃れていたが、これ以上騒ぎに巻き込みたくないノブが深夜に寮を立ち去ろうとする時にSCFの部隊が現れ、その場に居た榊もノブと一緒に薬で眠らされ、横須賀沖の超弩級潜水艦「カサンドラ」に拉致されてしまう。
ノブ達を救出しようと、沖田、真田、つばさ、そして平沢達はカサンドラに潜入するも捕まり、赤道直下のアレキサス諸島の海底にあるイエローサーチに連行される。平沢と協力し脱出を試みる6人は、地球-宇宙連絡機CHC-73 ワルキューレを奪取し日本への帰還を計画するが、機体は自動操縦にロックされており機体は大気圏を突破する。
宇宙まで連れてきてしまった事を詫びるノブは榊に、自分が超能力者であり、その為にSCFから追われる身である事を話し、これ以上ついて来ると後悔すると言う。しかし榊は、後悔なんてしない、と答えノブに付き合う事を伝える。
宇宙船「CC-104 ルナトランスポーター」に捕獲され、月のヘヴィサイドクレーターにあるルナベースへと着いた一行は、基地指令のキーラーからSCFが存在する意味と、その敵について知る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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