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『妻として女として』(つまとしておんなとして)は1961年の日本の映画。女性の生き方を描いて来た成瀬巳喜男監督による女性映画の決定版とも呼ばれる作品である。 ==ストーリー== 大学講師の河野圭次郎と綾子は結婚して24年になる夫婦。2人の間には大学生になった娘・弘子と中学生の息子・進がいる。家族4人で幸せに暮らしているが、実は圭次郎には古くから交際している愛人・三保がいる。しかも、妻・綾子はそれを承知の上で自分名義の銀座のバー「カトリーヌ」を三保に任せており、三保は店の売り上げの内、毎月10万円を綾子に収めている。傍から見ると、奇妙にも正妻と愛人が親しく付き合っているように見えるが、2人には互いに含むところがある。 ある日、泊まりがけの旅行に出かけた三保と圭次郎は、旅館で圭次郎のかつての教え子らに出くわす。うろたえる圭次郎の姿を見た三保は改めて自分の置かれている立場を突きつけられるとともに圭次郎の人間としての器の小ささに幻滅し、別れを決意する。友人らの勧めもあり、三保は別れるに当たって銀座の店か300万円のどちらかをもらいたいと要求するが、綾子は拒否する。そこで三保は、自分が生み、綾子が育てた弘子と進のうち、進だけでも返して欲しいと圭次郎に告げる。そして学校帰りの進を連れ出した三保だったが、自分が生みの母であることをなかなか告げられない。そんな三保を前に、友人の福子は進にその事実を告げる。 全てを知った進は家に帰ると、姉・弘子にも本当のことを伝える。そこに三保がやって来る。三保と綾子が互いに思いぶつける中、綾子が実は結婚前に大病で子供の産めない身体になり、圭次郎はそれを承知の上で綾子と結婚したことが明かされる。大人たちの身勝手さに、弘子と進は家を飛び出す。 三保は「カトリーヌ」を去り、おでん屋の屋台から出直すことになる。一方、綾子は夫との離婚を考えるようになる。そして、弘子は大学の女子寮で暮らし、進は早く大学生になって家を出たいとこぼす。季節は春から夏に変わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「妻として女として」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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