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妻問婚 : ミニ英和和英辞書
妻問婚[つまどいこん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つま]
 【名詞】 1. (hum) wife 
: [もん]
 【名詞】 1. problem 2. question 

妻問婚 : ウィキペディア日本語版
妻問婚[つまどいこん]
妻問婚(つまどいこん)とは婚姻の一種で、夫が妻の下に通う婚姻の形態のこと。招婿婚ともいう。
女系制の伝統のある社会などで、普通、子は母親の一族に養育され、。
かつてこうした婚姻形態を持っていた民族として有名なのは、インド南部ケララ州に住むドラヴィダ人、高句麗、古代の日本人など。
『後漢書』によると、高句麗では、婚姻は妻問婚で、子供が成長した後に夫の家に連れ還ったという。
== 女系社会における妻問婚 ==
かつてケララのドラヴィダ人は多夫多妻制の女系社会を築き、同じ一族に属する数世代の女系家族が同居する生活を営んでいた。一家の財産や社会的地位は女子が継ぎ、男子の地位や経済力は実家ではなく妻に準じる。女子の後見人は母の姉妹であり、男子の後見人は母の兄弟が務める。
彼らの家には幾つかの区切りがあり、女性達は共同の広間と自室を持っていて、夫は夜間にその部屋に通う。一人の女性に複数の男性が通うことも多く、結果、女性が妊娠した場合は、遺伝上の父親(ジェニター)ではなく一族の長である女性が認めた男性が女性の夫、子供の社会的な父(ペイター)となる。子は母親の一族に組み入れられ、妻の実家で養育される。社会的な父には扶養の義務があり、畑仕事などで一家を養う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「妻問婚」の詳細全文を読む




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