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木皿 泉(きざら いずみ)は、日本の脚本家・和泉 務(いずみ つとむ)と妻鹿 年季子(めが ときこ)夫妻の共作ペンネームである。代表作はテレビドラマ『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』、『セクシーボイスアンドロボ』、『Q10』など。神戸市中央区在住。 ==人物== 和泉 務(1952年 - 、兵庫県神戸市出身、男性)は当初漫才・構成作家としてライターデビュー。妻鹿 年季子(1957年 - 、兵庫県西宮市出身、女性)は京都精華短期大学美術科染織コース〔美術科染織コース卒業生 木皿泉さん 『木皿食堂』出版 〕卒業後、商社勤務を経てシナリオライターとなる(当時のペンネームは本名の妻鹿年季子)〔『AERA』2010年10月25日号「現代の肖像」〕。 和泉は木皿泉のペンネームでシナリオを書き始めるが、『やっぱり猫が好き』の脚本依頼を機に妻鹿とペアを組み、共同のペンネームとなる。ちなみにペンネームの由来は「キザな和泉」から。 和泉は『すいか』の脚本の執筆後の2004年に脳出血で倒れ、病院で生死の境をさまよい、退院後は重度の後遺症のため妻鹿の介護と介護保険サービスを受け生活している。 なお、この出来事を機に妻鹿は和泉との結婚を決意、2007年1月に婚姻届を提出した。 妻鹿は『セクシーボイスアンドロボ』の脚本を書く頃からうつ病を発症し(そのため4・5・7話の脚本が代理執筆)、治療しながら脚本を書いていたことをインタビューや講演、著書『二度寝で番茶』などで赤裸々に語っている。仕事の成功を祈願する時に生田神社に絵馬を奉納する。 二人とも大の読書家で、ドキュメンタリー番組ではバリアフリー化と共に壁という壁が本棚にリフォームされている自宅の様子が見られた。エアコンも扇風機も必要がないと言い、脚本もワープロで書くなどアナクロなポリシーを持つが、捜しても本が見付からない時は、通販で買った方が早い、と言うなど合理的な一面も見られた。(2015年発売の「木皿泉〜しあわせのカタチ〜DVDブック」のコメンタリーでは、ワープロは使い続けているが、エアコンは購入したと語っている) 互いに相手を「とむくん」「ときちゃん」と呼び合う。 共同で脚本を書くスタイルは独特で、まずは二人で登場人物その他の設定を考え、後は妻鹿がほぼ一人で執筆していく。そして妻鹿が行き詰ると和泉が膨大な知識や経験を元にアイデアを捻り出し場面を展開していく、というもの。 連ドラの執筆中は河野英裕プロデューサーが打ち合わせのため東京から神戸に通ったり、脚本の遅れから撮影が遅れ、編集作業の完了が放送直前になることもしばしばあることから、脚本家としては遅筆であることが有名。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木皿泉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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