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姥ざかり[うばざかり]
『姥ざかり』(うばざかり)は、田辺聖子による日本の小説。1981年に新潮社より出版された。続編として『姥ときめき』『姥うかれ』『姥勝手』がある。 1986年より1988年まで関西テレビ制作・フジテレビ系列の「花王名人劇場」にて7回に渡りテレビドラマ化されている。 1982年より関西芸術座にて『姥ざかり』『姥ときめき』が舞台化されている。 == 概要 == 主人公・山本歌子は、東神戸のマンションで悠々自適の一人暮らしを楽しむ花の76歳。戦後、頼りない夫に代わって船場の老舗服地問屋を再興し、三人の息子を育て上げた歌子は、夫を見送り、商売を長男に継がせて引退後は、華道や油絵や英会話を習い、海外に旅行し、宝塚歌劇を見……と、自由にして活発な日々を謳歌している。そんな、今まさに姥ざかり真っ只中の歌子と、周囲の人間たちとの間に展開する様々な事件が、関西弁を駆使した著者お得意のユーモラスにして軽妙洒脱な筆致で描かれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「姥ざかり」の詳細全文を読む
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