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姫路師管区(ひめじしかんく)は、大日本帝国陸軍の師管区の一つ。第54師団の管轄区域であり、兵庫・鳥取・岡山三県に相当する地域である。第二次世界大戦末期の昭和20年(1945年)には、留守第54師団司令部を長野県に移転し長野師管区司令部が設けられ廃止された。 == 概要 == 昭和15年(1940年)7月10日に兵庫・鳥取・岡山三県を徴兵区とする常設師団として第54師団が設けられ、同年8月1日から師管区の呼び方がそれまでの師団の名称ではなく地名を用いるようになり、姫路師管区と呼ばれ姫路連隊区・鳥取連隊区・岡山連隊区を管掌した〔陸軍管区表(昭和15年7月24日軍令陸第20号)〕。 第54師団創設以前は、兵庫・鳥取・岡山三県に加え島根県の一部も含め第10師団の管轄区域、即ち第十師管区であったが、昭和15年(1940年)8月から第10師団は満州に永久駐屯することになり、代替として第54師団が設けられた。 昭和20年(1945年)以前の内地に於ける軍政は常設師団の管掌事項であり、管区内の連隊区司令部を管掌し新師団設置の業務・教育・あるいは補充などを常設師団が担当していた。そのため有事の際などで師団が外地に出征した場合留守師団が置かれ留守師団長が補されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「姫路師管区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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