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孀婦岩[そうふがん]
孀婦岩(そうふがん、-いわ)は伊豆諸島の島。同諸島の最南端にある無人島で、所属市町村未定のため東京都の直轄となっており、東京都総務局の出先機関である八丈支庁が管理事務を行っている。日本の気象庁により活火山(ランク未分類)とされている。 == 地理 == 東京の南約650km、鳥島の南約76kmに位置する標高99m、東西84m、南北56mの顕著な黒色孤立突岩。火道内のマグマが硬化してできた典型的な岩頸であり、したがって岩質は玄武岩である。頂上付近には水面に対して垂直方向の柱状節理が認められる。面積は0.01平方km。カルデラ式海底火山の外輪山にあたり、孀婦岩の南西2.6km、水深240mには火口がある。 その形状のために上陸することは困難であるが、1972年に早稲田大学の学生が上陸、登頂に成功〔清水浩史『秘島図鑑』(2015.7)。〕。ほか2003年にもロッククライミングで登頂した例などが存在する〔『山と渓谷』817号(2003.8)。〕(ただし転落事故も記録されている)。 周辺は航海の難所ながら、豊かな漁場として伊豆・小笠原漁民に知られる。また、高い透明度と豊富な魚影からスキューバダイビングの聖地とする人も多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孀婦岩」の詳細全文を読む
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