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アブジャド(。時に子音文字または単子音文字 とも)とは、文字体系の分類のひとつ。ひとつの子音に対し、通常ひとつの音素文字をもつ。アブジャドは、子音のみを基本的な書記素で表し、母音はそうしないという点で、アルファベットと異なる。アブジャドはまた、母音の音を音韻論的に''暗示''し、表記体系にはニクダーやハラカのような母音マークがあるものの、必ず書かなければならないというわけではないという点で、アブギダとも異なる。アブギダでは、母音をダイアクリティカルマーク、字のわずかな変形、独立した書記素などによって必ず付加する。特別な記号を使って随伴母音を''脱落''させることで、子音だけを明示できるアブギダもある。音節文字では、書記素で完全な音節を表示する。 ''アブジャド''および''アブギダ''という用語はピーター・T・ダニエルズの創案になるものである。 == 語源 == 「アブジャド」という名称は、アラビア文字にかつて用いられたアブジャド順の最初の4文字からとられている。具体的には ا ()と ب(b) と ج(j) と د(d) であり、続けて読む時には習慣として間に母音を入れて「アブジャド」と呼ぶ。なお、アラビア文字のことをアラビア語では حروف أبجدية (フルーフ・アブジャディーヤ)とよぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アブジャド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Abjad 」があります。 スポンサード リンク
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