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孤立した言語(こりつしたげんご、language isolate)とは、現存する他の言語と系統関係が立証されておらず、他の言語と共通する祖語を再建できない系統不明の言語である。孤立言語とも。 なお、古典的な言語類型論における形態論的な分類の一つである孤立語とはまったく異なる概念である。 == 概要 == アイヌ語・朝鮮語・バスク語・ブルシャスキー語・ギリヤーク語、その他「古シベリア語」と呼ばれてきた諸語〔松本克己『世界言語のなかの日本語』三省堂2007.p.5〕などが事例として挙げられるが、それぞれ各語族との関係性が見いだされると主張する言語学者たちもいる。 系統関係の不明な孤立した言語の分布地域は世界的にみると比較的限定されており、それは新石器時代以降の文明の中心都市からすると周辺地域ないし孤立地域に属している〔松本克己前掲書〕。人類の発祥地とされるアフリカや、ユーラシアの中心部やヨーロッパなどの地域における諸言語の分布は相対的に等質的であり、また系統関係もかなり詳細まで判明している。地理的な孤立地域における孤立した言語の例としては、ヨーロッパではピレネー山のバスク語のみであり、またインド亜大陸ではパキスタン北部山岳地帯のブルシャスキー語とインド中央部のニハリ語、ネパールのクスンダ語がある程度である。 孤立した言語は下位言語が1つだけの語族と捉えることもできる。従ってその言語の下位方言を個別の言語とみることによって、孤立した言語でなくなる場合がある。日本語はかつては孤立されした言語とされていたが、琉球語(琉球諸語)を別言語と認定する見解が一般的になったため、現在では日本語族とされる。同じような例がグルジア語とカルトヴェリ語族にもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孤立した言語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Language isolate 」があります。 スポンサード リンク
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