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独立行政法人大学評価・学位授与機構(だいがくひょうか・がくいじゅよきこう、)は、文部科学省所管の独立行政法人。所在地は、東京都小平市の一橋大学小平国際キャンパス内。 == 概要 == 大学以外で学位を授与する国内唯一の機関「学位授与機構」として平成3年7月に創設された。同様の制度はイギリスの全国学位授与審議会(CNAA)、アイルランドの高等教育訓練資格評議会(HETAC)などがある。この学位授与機構の発足により、高等専門学校や短期大学の専攻科を修了し所定の学習を修めた者など大学卒業と同等の水準にあると認められる者に対し学位を授与する途が開かれた。また認定を受けた省庁大学校の学部相当の課程の修了者には申請により学士の学位が、大学院相当の課程の修了者には審査を経て修士・博士の学位が与えられることとなった。年度毎の学士の学位授与者数は約3700~3900人で推移しており、大学と比較するとその規模は国立大学では最大の大阪大学を上回る数字となっている。 また平成3年の大学設置基準の大改正により大学の自己点検・評価の必要性が示され、平成10年の大学審答申で国立大学を対象とした第三者評価機関の設立が提言されたことにより、平成12年に改組拡充が図られ大学評価・学位授与機構として発足した。 大学評価機関としては次項に示す各評価事業の他、高等教育質保証機関国際ネットワーク(INQAAHE)やアジア太平洋質保証ネットワーク(APQN)の加盟機関として、海外の大学評価・質保証組織との相互理解や交流促進の取り組みを行っている。 独立行政法人大学評価・学位授与機構法によれば同機構の目的は(同法3条)「大学等の教育研究活動の状況についての評価等を行うことにより、その教育研究水準の向上を図るとともに、 大学以外で行われる高等教育段階での様々な学習の成果を評価して学位の授与を行うことにより、 多様な学習の成果が適切に評価される社会の実現を図り、もって我が国の高等教育の発展に資することを目的とする。」とある。 学位取得者に対し同機構が推奨している学歴欄記入の例は「平成○○年○○月 学士(○○学)の学位取得 独立行政法人大学評価・学位授与機構」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大学評価・学位授与機構」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 National Institution for Academic Degrees and University Evaluation 」があります。 スポンサード リンク
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