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学力偏差値(がくりょくへんさち)とは、偏差値(z値、zスコア、z得点、標準得点とも呼ばれる)の応用例の一つである。学力検査の得点(素点)を、全体の平均点と標準偏差により正規化した値である。一般に正規化する目的は、条件の異なるデータを比較しやすくすることである。特に、偏差値は、ある値が標本の中でどれくらいの位置にいるかを表す指標であるので、個々の試験の難易度の違いに左右されずに、生徒の学力、学習進度、受験における合格可能性を判定するために利用される〔〔。これに対し、素点は、一回の試験において一人の受験者が、試験問題全体のうち何割に正解したかに対応する指標である。 日本では、平均点を50、標準偏差を10に対応させた偏差値が学力偏差値として広く用いられているが、SATやGRE(北米の大学や大学院へ進学する際に必要な共通試験)では、平均点を500に、標準偏差を100に対応させた値を得点としていたり、SATS(英国の初等教育における学力試験)では、平均点を100に、標準偏差を15に対応させた値が用いられたりしている。 すなわち、偏差値の計算式 偏差値 = (得点 − 平均点) × A / 標準偏差 + B において、日本ではA = 10, B = 50であり、SATやGREではA = 100, B = 500であり、SATSではA = 15, B = 100である。 ==入学試験の偏差値== 学校の入学試験では、合格可能性を表すものとして偏差値が広く使われている。偏差値を判定するのは、学習塾や予備校が大規模に受験生に対して行なう模試などである。日本で広く用いられる偏差値は (得点 − 平均点) ÷ 標準偏差 × 10 + 50 で求められ、ある人の得点が、平均点と同じだった場合、その人の偏差値は50となる。一般には教科の違いや問題の難易度の違いにより、各試験の平均点や標準偏差は異なるため、様々な試験の成績を、単なる100点満点等の点数だけで、単純に比較することは出来ない。従って、それらを常に平均が50、標準偏差が10となるスコアに変換し、比較可能な数値にするために用いられる。偏差値が0未満となることや100を超えることもあり得る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「学力偏差値」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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