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学年誌(がくねんし)とは、幼稚園などの就学前教育、小学生、中学生、高校生向けの学習雑誌で、対象学年を絞っていることが特徴である。 雑誌構成は、時事的な話題、漫画、読み物、学習・教育コーナーなどで構成される。特に学習・教育コーナーも含むことで、娯楽中心の少年雑誌に比べて、雑誌を実際に購入する保護者に支持されやすい。 1980年代後半以降、学年別ではなくジャンル別の雑誌が人気を博し、それに加えて少子化の影響により、学年誌は次第に衰退していく。 1970年代には小学生中学年向けにまで対象を拡大していた旺文社は、本命の中学生向けを1991年に廃刊し、学年誌から撤退した。小学館の学年別学習雑誌も小学校低・中学年向けでは「ベイブレード」や「甲虫王者ムシキング」、「オシャレ魔女 ラブandベリー」などの玩具やコンピュータゲームのタイアップ記事を掲載したり、小学校高学年向けでは政治問題や社会問題、果ては就職問題、2ちゃんねるといった時事問題まで取り上げ、生き残りをかけている。 2013年現在発行中の代表的な学年誌としては、小学館が発行する小学館の学年別学習雑誌に属する『小学一年生』と『小学二年生』がある。かつては小学校中・高学年向けの『小学三年生』から『小学六年生』も発行されていたが、これらの4誌は2009年度から2011年度末をもって休刊している。〔「小学五年生」「小学六年生」休刊と「GAKUMANPLUS」創刊、及び「ChuChu」休刊のお知らせ - 小学館広告局 AD Pocket(2009年10月26日) 小学館、「小学五年生」「小学六年生」を休刊 : J-CASTニュース(2009年10月26日) 〕学研の科学と学習も定番であったが、こちらも2009年度末をもって全学年を休刊した。家の光協会発行の『ちゃぐりん(旧称こどもの光)』が、娯楽性を追求することなく従来の学習誌路線を堅持している。かつては講談社も学年誌『たのしい一年生~六年生』を発行していた(『たのしい幼稚園』の題号はその名残)。 中学生・高校生を対象とした学年誌は長年、旺文社の「中○時代」「高○時代」と学研の「中○コース」「高○コース」がライバル誌であった。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「学年誌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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