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ソロモン(SOLOMON)は、アニメ『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』などに登場する架空の宇宙要塞。 元々はルナツー等と同様、資源採掘用に小惑星帯から運ばれてきたものだったが、一年戦争前にジオン公国が軍事用に改装し、宇宙要塞となる。地球連邦軍によって陥落した後は、コンペ島〔映画版「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」(特別版)チャプター「共振」1:14:09、1:16:24〕(OVA作品『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』以降の設定ではコンペイ島〔『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』DVDジャケット解説欄〕)と改名〔テレビ版では「ソロモン」のまま〕され、同軍により使用された。 == 一年戦争時 == 旧サイド1宙域に位置し、宇宙世紀0079年の一年戦争時にはア・バオア・クー、グラナダと共に、ジオン公国の本国であるサイド3を守る重要拠点の一つで、ドズル・ザビ中将が司令官を務めた。 一年戦争末期、地球連邦軍の宇宙における反撃作戦の第一弾である「チェンバロ作戦」の攻略目標とされ、0079年12月24日から翌日にかけて、地球連邦軍のティアンム提督が指揮する遠征部隊とジオン軍要塞守備隊との間で一大艦隊戦が繰り広げられた。 この戦いでは、地球連邦軍によって研究された、練度は低いものの大規模な集団で援護しあうモビルスーツ隊の戦術や、新兵器ソーラ・システムの投入による対宇宙要塞戦術等が複雑に組み合わせられて高度にシステム化された上、地球連邦軍の底力ともいえる数の力に恃む戦術と、ジオン軍によるこれまでどおりの少数精鋭思想が反映された、練度の高い指揮官の名人芸に頼る戦術とが、正面からぶつかり合うことになった。 もっとも、ジオン軍も地球連邦軍による物量作戦に手をこまねいていた訳ではなく、もとよりソロモンは対空攻撃システムの不備に加え、度重なる戦闘等で疲弊して戦力が低下していたにもかかわらず地球連邦軍の侵攻を前に十分な補充がなかったため、事前にギレン・ザビ総帥へ援軍を要請したものの、ソロモンに送られてきたのが試作モビルアーマー「ビグ・ザム」1機のみの現状にドズルは「戦いは数だよ」と不満をぶつけている。〔ただし、アニメ本編でも結果的に間に合わなかったとはいえキシリアが月面グラナダ基地からの増援を派遣している上、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、量産化が間に合わなかったとされるMSゲルググやMAザクレロなども多数実戦に投入されていたことが確認されており、決して防衛拠点としての重要性を軽視していた訳ではないことがうかがえる。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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