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宇山 日出臣(うやま ひでお/ひでおみ、1944年4月9日 - 2006年8月3日)は、日本の文芸編集者。本名、宇山秀雄。戸川安宣とともに、ミステリ小説のジャンル「新本格」の仕掛け人として知られる。 == 略歴 == 京都市出身〔47NEWS訃報記事 〕。同志社大学を卒業後、三井物産に入社するが、2年後〔『島田荘司全集』第1回配本「月報」所収島田との対談 2006年 南雲堂〕、中井英夫『虚無への供物』を文庫化したいという思いから、講談社に途中入社する。当初はSFに強い編集者として星新一と関係が深く、星新一ショートショート・コンテストの発案者だった。その後講談社ノベルス編集者としてミステリを担当するようになり、1987年から新人発掘して島田荘司が推薦文を書き〔「島田荘司のデジカメ日記」245回 〕、伴走するようなかたちで、綾辻行人、法月綸太郎、我孫子武丸、歌野晶午らをデビューさせ、「新本格」ムーブメントを作り上げた〔2004年度 第4回本格ミステリ大賞受賞時のプロフィール 2015年2月17日リンク切れのためInternet Archiveに差し替え・同日確認 〕。「宇山日出臣」というエディターネームも、島田荘司の命名による〔「島田荘司のデジカメ日記」244回 〕。その一方で範囲を広げ、1988年小野不由美のデビューからの担当者となる。 講談社文芸図書第三出版部(通称文三)部長として、メフィスト賞を創設する。京極夏彦、森博嗣、舞城王太郎、西尾維新らの発掘に関わり、晩年には部長を退いていたが講談社ミステリーランドを企画した。太田克史ら後進の編集者にも多大な影響を与えた。 その功績を評価され、2004年に本格ミステリ大賞特別賞を戸川安宣と共に受賞する〔「本格ミステリクラブ通信」16号 2004年6月 <総会と本格ミステリ大賞贈呈式> 〕。2005年講談社を定年退職する。在職中から酒豪として知られ、2006年に肝硬変で逝去した〔。 2011年10月8日有栖川有栖夫妻の主催で、「故・宇山さんを偲ぶコンサート」が、都内で開催される〔綾辻行人の記述 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇山日出臣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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