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宇賀山 五郎（うがやま ごろう、1907年11月15日 ‐ 1945年3月10日）は、日本のカトリック教会司祭。太平洋戦争中の1943年から1945年の約2年間カトリック東京大司教区本所教会の助任司祭を務めた。 ==生涯== 1907年 (明治40年)、千葉県船橋市に生まれ、誕生後間もなく洗礼を受けた〔志村 辰弥『教会秘話 太平洋戦争をめぐって』聖母の騎士社、1991年、149頁]〕。1943年（昭和18年）3月20日に東京公教大神学校聖堂で叙階され、4月に助任司祭として本所教会に着任〔本所教会の略史 カトリック本所教会ホームページ〕。 信徒の回想によると、「ミサが全て」で、ミサ中に空襲があれば、「『お前たち（侍者）は逃げてもいいが、私は逃げない』と語っていた。また、侍者と共に遠足に出掛けた時、侍者が宇賀山の持っているのり巻きや栗、柿の入った弁当に見とれていると、侍者と自分の弁当を取り替えたという〔大空襲の猛火を逃れて カトリック新聞オンライン March 13, 2015〕。 1945年（昭和20年）3月10日の東京大空襲による戦災で本所教会は焼失。目撃者によれば、賄いの老女の手を引いて北の方に逃げたというが〔志村 辰弥『教会秘話 太平洋戦争をめぐって』聖母の騎士社、1991年、148頁〕、その後の消息は不明で遺体は確認されていない〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「宇賀山五郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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