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宇都宮城址公園(うつのみやじょうしこうえん)は、栃木県宇都宮市本丸町にある宇都宮市立の都市公園(地区公園)である〔宇都宮市都市計画決定一覧 〕。旧称は御本丸公園(ごほんまるこうえん)。総面積約3.7万m²、災害時避難場所に位置づけられ、防災公園にも指定されている。管轄は宇都宮市 都市計画部 公園緑地課。 == 概要 == 平安時代の後期より宇都宮氏代々の居城となり、関東七名城の1つに数えられている宇都宮城は、近世に本多正純の大普請によって約4km四方の近世城郭へと発展したものの、近代戦争の戦火や昭和戦後の都市開発によって殆どすべての構造物が失われ、昭和中期にはわずか本丸土塁の一部が残されるのみとなった。この遺構は「御本丸公園」として整備され、平成初期には公園内に歴史資料館「清明館」を建設した。この頃、市民の間でも宇都宮城復元の機運がにわかに盛り上がり、市は入念な発掘調査と文献調査を実施した末、当時の「御本丸公園」を改修・再整備し、往年の宇都宮城本丸の一部であった「清明台」、「富士見櫓」、「石垣と土塁」、「土塀」および「堀」を外観復元し、改称して「宇都宮城址公園」とすることとした。改修復元工事は2006年12月に竣工、「清明館」と合わせて公園の運営方針を刷新したうえで、2007年(平成19年)3月25日に宇都宮城の開園式が執り行われた。 今後は、徳川将軍家の日光社参時の宿泊所として本丸敷地内に建てられたといわれる「本丸御成御殿」、御殿北側の本丸櫓門であった「清水門」、同南側の櫓門であった「伊賀門」を外観復元する計画がある。 本公園は、散策で訪れた近隣住民が台上から宇都宮市街繁華街や二荒の杜の風景を楽しんだり、園内で開催される催事に参加するなど、市民が集う公園として親しまれているのはもとより、清明館および土塁内部の展示室で宇都宮の歴史や散策情報を分かりやすく説明するなど、市民に限らず市外からの訪問者向けの「ビジターセンター」としての役割も有している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇都宮城址公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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