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安世高(あん せいこう、生没年不詳)は、後漢代に西域から渡来した訳経僧。字は世高。 安息国(パルティア)の太子であったが、王位を伯父に譲り、出家修道に志し、諸方を遊歴するようになった。安息国では、部派仏教に属する説一切有部が流行していたため、世高は禅観の法や阿毘達摩に通じていた。 桓帝代の建和2年(148年)に、都の洛陽に来朝した。その後、20年にわたって訳経を行い、30部余りの経典を漢訳した。 後世の僧祐は、「幅広く経典を修めていて、中でもアビダルマの学問に精通しており、禅に関する経典も暗誦し、その綱要をほぼ了解していた」と評している(『出三蔵記集』巻13)。 ==主な漢訳経典== *安般守意経 *陰持入経 *大道地経 *人本欲生経 *四諦経 *八正道経 *転法輪経 *阿毘曇五法行経 *仏説法受塵経〔http://d.hatena.ne.jp/elkoravolo/20110605/1307238633〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安世高」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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