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阿児町安乗(あごちょうあのり)は、三重県志摩市の地名。郵便番号は517-0507。「行政区別人口・世帯数一覧表」による2012年6月1日現在の人口は1,937人〔志摩市役所"志摩市の人口について|新しい里海のまち・志摩 "(2012年6月10日閲覧。)〕、1996年1月1日現在の面積は1.21km2である〔阿児町史編纂委員会 編(2000):3ページ〕。 あのりふぐなどが水揚げされる水産業が盛んな地域である。また、安土桃山時代の文禄年間(1592年 - 1596年)より続く重要無形民俗文化財の安乗の人形芝居(安乗文楽)が継承されている地域でもある〔「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(1983):97ページ〕。 == 地理 == 志摩市東部、志摩半島の中央部東端に位置する〔湯沢・鈴木(1973):229ページ〕。北・東・西の三方を海に囲まれ〔湯沢(1997):84ページ〕、西は的矢湾、北から東にかけては太平洋に面する。南は阿児町国府と接する。また、的矢湾をはさんで、鳥羽市相差町と向かい合う。集落は安乗崎の先端から少し離れた的矢湾岸にあり、漁港が設けられている〔岡(1994):88ページ〕。集落は里・泊・阿瀬などに分かれる〔。耕地は少なく、漁業が盛んである〔人文社観光と旅編集部 編(1968):49ページ〕。 * 岬 - 安乗崎、弁天崎、大鼻 伊良子清白の詩『安乗の稚児』第4連では、 と安乗を詠んでいるが、安乗集落のある的矢湾岸は波静かであり、海に対(むか)えるようなことはないと岡保生は述べている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿児町安乗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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