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安井御前（やすいごぜん、生没不詳）は、尾張蜂須賀城主・蜂須賀正利の側室。父は尾張宮後城主・安井弥兵衛尉重幸（諸説あり）。母は不詳。蜂須賀正勝の生母。弟には安井重継と安井重知（一説には浅野氏重の実父）がおり、常陸真壁藩初代藩主・浅野長政は甥にあたる。名は不詳。 == 生涯 == 尾張国丹羽郡宮後村（現在の江南市宮後町）の領主・安井弥兵衛尉重幸の娘として宮後城で生まれる。後に同国海東郡蜂須賀村（現在のあま市）の領主で斎藤家の家臣・蜂須賀正利の側室となる。このとき、正利には大橋定広の娘が正室としてすでに入っていた。 大永6年（1526年）、嫁ぎ先の蜂須賀城で長男・蜂須賀正勝（小六）を出産（大橋家譜では小六の生母は大橋氏となっているが、これは誤りである）。 その後、斎藤氏に従う正利と織田信秀が敵対し、正利は領地を奪われてしまい、正室の実家である大橋家に入る。そのため、安井御前と小六は行き場を失い、安井家に戻される。兄である安井重継は安井家の家督を小六に譲り、安井家は蜂須賀家に吸収される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「安井御前」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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