翻訳と辞書
Words near each other
・ 安別仮乗降場
・ 安別駅
・ 安則眞実
・ 安勅内親王
・ 安化
・ 安化王
・ 安化王の乱
・ 安化県
・ 安北大都護府
・ 安北将棋
安北府の戦い
・ 安北郡
・ 安北都護府
・ 安南
・ 安南 (曖昧さ回避)
・ 安南区
・ 安南国
・ 安南将棋
・ 安南山脈
・ 安南帝国


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

安北府の戦い : ミニ英和和英辞書
安北府の戦い[やすきたごのたたかい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 

安北府の戦い : ウィキペディア日本語版
安北府の戦い[やすきたごのたたかい]

安北府の戦いとは、1231年10月21日にサルタク・コルチ率いるモンゴル軍と、高麗の正規軍である三軍が野戦において激突した戦いである。敗北した高麗は、モンゴル軍に正面から抗しがたいことを悟り、これ以後は海島や山城に拠る堅壁清野戦術で対抗することになる。
==背景==
高麗は1219年の江東城の戦い以降、モンゴル帝国と兄弟の盟約を結んで歳貢を納めていた。しかし、1225年に帰国途中のモンゴル使臣が、鴨緑江近辺で何者かに殺害されると国交が断絶。1229年に第2代モンゴル皇帝に即位したオゴデイカアンは、使者殺害の罪を問うという名分のもと、サルタク・コルチ(撒里塔火儿赤)率いる一軍を高麗へ派遣した。
1231年8月下旬に鴨緑江を渡り高麗領内に侵攻したモンゴル軍は、短期間で義州、鉄州、静州を攻略。モンゴル軍の先鋒隊は、亀州や慈州など抵抗の激しい城は残したまま南下を急ぎ、9月10日に西京、9月14日には黄州と鳳州にまで到達する。
高麗の兵制では、38領3万8000人の保勝軍・精勇軍の中から三軍を編成して有事にあたることになっていた〔矢木1998、310頁〕。高麗の実権を握る武臣政権の崔瑀は、9月2日に三軍の進発を決定。大将軍の蔡松年を北界兵馬使に任命し、諸道の兵を招集させた。更に馬山の草賊から精兵5000人、冠岳山の草賊から賊魁5人と精鋭50人も高麗軍に加わった。
9月下旬、三軍は黄州の洞仙駅でモンゴル軍の先鋒隊を撃破して北上。一方、サルタク率いるモンゴル軍本隊も、9月29日に宣州、郭州を攻略して南下する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「安北府の戦い」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.