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剣翔 桃太郎(つるぎしょう ももたろう、1991年7月27日 - )は、東京都葛飾区出身の追手風部屋所属の現役大相撲力士。本名は安彦 剣太郎(あびこ けんたろう)。身長183cm、体重157kg、血液型B型〔「相撲」編集部 編 『平成二十七年度 大相撲力士名鑑』 41頁〕。最高位は西十両9枚目(2016年3月場所)。趣味は寝ること。得意手は押し、右四つ、寄り。好物は肉、マシュマロ。 == 来歴 == 葛飾区立南奥戸小学校2年生の時に祖父から「優勝したら小遣いをやる」と言われて小遣い稼ぎのつもりでわんぱく相撲の大会に参加するようになると、葛飾区内では無敵の強さを誇るようになった。4年生から参加できる都大会への参加が決まるとその優勝賞金は倍に増やされたが、結果は1回戦負け。この時に相撲に負けたこと自体を悔しく感じたことで本格的に相撲を始める事を決意し、地元の葛飾白鳥相撲教室で稽古を始めるようになった。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2015年4月号(春場所総決算号) 104頁〕5年時にはわんぱく相撲全国大会ベスト8の実績を残した。同学年の千代嵐とは出身地が近いことからアマチュア時代は何度も顔が合ったという〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年10月号(秋場所総決算号) 68頁〕。同郷の千代大龍が小学6年生で相撲を始めた当初は自身が稽古に協力したと伝わるが、自身は千代大龍より3学年下なので千代大龍が中学に進学してからは面識が無くなったという。同郷の千代大龍と同じく葛飾区立大道中学校に進学し、3年時には全国都道府県別中学選手権3位に輝いた。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年2月号(初場所総決算号) 114頁〕英乃海の後を追って進学した埼玉栄高校時代は3年時に高校総体団体優勝、全日本ジュニア体重別選手権100キロ以上級優勝など活躍を見せ、アマチュア時代の実績はこの頃が最も充実していた。大学も英乃海の後を追って日本大学文理学部体育学科に進学したが、大学時代は稽古に真面目に取り組まずに遊ぶようになってしまったという。〔2年の終わりで改心して団体戦レギュラーの座を掴むも3年で左肘の靭帯を負傷してしまった。個人戦では1年から4年連続で全日本相撲選手権出場を果たし1年時と2年時にベスト32の結果を残したが結局もう一つのところで個人タイトルを逃し、結局大学時代は個人無冠に終わった。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年4月号(春場所総決算号) 69頁〕なお大学の同期生には後に大相撲でも同部屋となる大翔丸がいる。 大学卒業間際に日本大学の1年先輩である遠藤を追う形で追手風部屋に入門し、2014年1月場所初土俵。動機は本人曰く「入門するなら勢いのある部屋がいい」とのことであり、遠藤から刺激を受けることを望んでいるという。初土俵となる1月場所は3戦全勝で一番出世。翌3月場所、続く5月場所もそれぞれ7戦全勝として序ノ口優勝、序二段優勝の結果を残した。7月場所は始まる前から優勝した気になり油断したため、7番相撲で飛燕力に敗れて三段目優勝を逃した。幕下に昇進した9月場所では、高校・大学の先輩で、場所後に十両昇進を決めた英乃海にこの場所唯一の土をつけ、最後の相撲では幼少期から何度も対戦した千代嵐と対戦し、勝利。幕下優勝を飾った。〔優勝インタビューでは「今場所は思い切り当たれる相撲がなく、余裕がなかった。まだ自分には筋肉や本当の地力がなく、感覚だけで取っている。(幕下上位の)来場所は、まずは勝ち越しを目標にしたい」と場所の総括を兼ねて抱負を語っていた。〔【秋場所】栃ノ心が2場所連続十両優勝 2014年9月26日17時19分 スポーツ報知〕前相撲デビューから6場所目にして関取目前となる東幕下4枚目まで昇進した11月場所は、最後の相撲で負けて初土俵以来初の負け越しを喫したが、2場所後の2015年3月場所で再び東幕下4枚目に戻ると今度は勝ち越した。その後1場所の負け越しはあったものの、幕下5枚目以内の番付で関取を窺う場所が続き、東幕下筆頭とした同年11月場所を5勝2敗と勝ち越して十両昇進を果たした。十両昇進と同時に、これまで本名のままだった四股名を「剣翔」と改めた。〔剣翔、千代翔馬が新十両昇進 再十両は千代の国、出羽疾風 SANSPO.COM 2015年11月25日(2015年11月25日閲覧)〕迎えた2016年1月場所では千秋楽までもつれたものの8勝7敗と勝ち越し。この場所では奇しくも、自身と同時に新十両を手にした千代翔馬が同じ十両12枚目(剣翔は東、千代翔馬は西)でこれも同じ8勝7敗の成績を残している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「剣翔桃太郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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