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安息角 : ミニ英和和英辞書
安息角[あんそくかく]
angle of repose
===========================
安息 : [あんそく]
  1. (n-adv) rest 2. repose
: [いき]
 【名詞】 1. breath 2. tone 
: [つの]
 【名詞】 1. horn 
安息角 : ウィキペディア日本語版
安息角[あんそくかく]

安息角(あんそくかく)は、滑り出さない限界の角度を表す工学用語である。土質力学粉体工学機械工学で用いられており、それぞれの分野での意味が異なる。
== 土質力学・粉体工学 ==

岩石片やなど)や粉粒体石炭粉など)を積み上げたときに自発的に崩れることなく安定を保つ斜面の最大角度を「安息角」と呼ぶ。粒子の大きさと粒子の角の丸みや形状により決まる。例えば、間地における急流部における砂(砂利)では角が立っている材が多くあるので、急角度(約40度程度を形成することが多い。)でも安定であるが、扇状地や、緩い河川の流域の礫材や砂では角が取れているので緩やかな角度となり、流動してしまう。斜面に置かれたものが滑り出さずに留まることができる時の斜面の角度や摩擦係数に起因する。安息角が、土における全体の安定形成を示すパラメータとなることは知られているが、この角度そのものが力学的にどのように作用されるかは、わからないままになっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「安息角」の詳細全文を読む




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