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安熙正 : ウィキペディア日本語版
安熙正[あん ひじょん]

安 熙正(アン・ヒジョン、안희정、1965年5月1日 - )は、大韓民国政治家で、元学生運動家。忠清南道知事(2010年7月 - )を務める。
== 経歴 ==

=== 学生時代まで ===
1965年5月1日、忠清南道論山郡鍊武邑で5人兄弟の三男に生まれた。大田(テジョン)市 の南大田高等学校に入学したが、1年生のときに大田市にある第一書店の店主から渡された地下新聞『ピョンチョンハ(平天下)』(イ・チャング発行の不法印刷物)事件に巻き込まれ、退学処分を受ける。朴シンホンが「当時、大田市の本屋に入る路地の入口に第一書店という社会科学の書店があった。ある日『創作と批評』を探していた安熙正に、店主は『ピョンチョンハ』という地下新聞(不法印刷物)を渡した」(『安熙正と李光宰』55頁、メディチ出版)と述べているのは、そのことを指している。
その後、ソウル特別市大方洞にある城南高等学校に転入したものの、まもなく自主退学し、大学生らの「国風81」反対運動に参加した。だが、彼は本格的に学生運動をするためには、大学に行くべきだと考え〔安熙正著『新たな始まり』48頁、羅南出版〕、その時から入試のための勉強を始めた。1982年に高等学校卒業学力検定考試に合格、翌1983年、高麗大学に入学した。1986年には、彼が主導して、高麗大学校内の学生運動関連のサークル14を統合し、「高麗大学校愛国学生会」を組織した。1988年反米青年会事件で国家安全企画部に逮捕され、10ヶ月間刑務所に収監された。彼は高麗大を除籍処分になったが、その後、1992年に復学し、1994年に卒業する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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